鉄道業界注目のアシストスーツEXPOが神奈川県で開催!
2025年12月11日と12日の2日間、神奈川県相模原市で「アシストスーツEXPOがJR東海の協力で開催されることが発表されました。このイベントには、岡山県に本社を置くダイヤ工業株式会社も出展し、様々なアシストスーツを発表します。
イベントの概要
この「アシストスーツEXPO」は、鉄道業界における安全性向上や作業員の身体的負担軽減を目的としたもので、特に労働災害や腰痛リスクの軽減がテーマとなっています。ダイヤ工業は、軽量で着心地の良いアシストスーツ「DARWING」シリーズに加え、「DARWING WELLNESS PARTNER」なる新サービスも紹介します。この新サービスは、腰痛リスクの評価および対策を一つのサイクルで行うもので、企業が健康経営を推し進めるためのサポートを目指しています。
アシストスーツのニーズ
国内の物流や建設、製造、農業などの各現場では、少子高齢化が進む中での人手不足と、重労働による身体的負担が深刻な問題となっています。特に腰痛は多くの労働災害の原因となっており、企業にとって対策は急務です。このような背景から、神奈川県やJR東海はロボット技術を活用し、アシストスーツの導入を進めています。
ダイヤ工業が出展する製品
1. DARWING WELLNESS PARTNER
- このサービスは、企業の健康経営を支援し、労働現場での腰痛リスクを「評価・対策・改善」のサイクルで管理することを目的としています。企業は従業員が健康に働ける環境を実現するため、このサービスを通じて一元的にサポートすることができます。
2. DARWING UT-Rise
- 「DARWING UT-Rise」は、衣服のようなフィット感を実現した薄型のアシストスーツです。特に、フォークリフトの運転や事務作業など、多様な動作が必要な作業場でも、スムーズに活用できる設計となっています。特にワンタッチでアシスト機能のON/OFFが可能なのは、実用的な強みです。
3. DARWING ABC Lift
- 軽量かつ柔軟なモデルの「DARWING ABC Lift」は、背部から大腿部にかけて高反発ゴムを配置し、重量物の持ち上げをサポートします。この設計は、蒸れを減少させ、長時間の作業でも快適感を保つことができます。
イベントプログラム
アシストスーツEXPOでは、出展企業が最新のアシストスーツを実際に体験できるコーナーに加え、講演も行われます。講演では、アシストスーツの導入に関する現場評価のポイントおよびJR東海での活用事例が紹介されます。参加者には事前登録が推奨されており、最大限の体験が期待されます。
アシストスーツ協会の役割
アシストスーツ協会は2022年に設立され、関連企業が協力してアシストスーツの市場形成に努めています。今後も評価指標や導入指針を策定するなど、より多くの企業がアシストスーツを完成させるための支援を行います。
会社概要
ダイヤ工業株式会社は、コルセットやサポーター、アシストスーツなどを開発・製造・販売している企業で、健康を支援するための様々な製品を提供しています。岡山県岡山市に本社を構え、企業の健康経営をサポートするため、日々新たな製品の開発に努めています。
このアシストスーツEXPOは、現代の労働環境において必要不可欠な解決策を提案する貴重な機会となることでしょう。参加者はぜひ現場での体験を通じて、新しい技術の可能性に触れてみてください。