新たな単層氷の構造
2026-02-22 00:07:24

岡山大学などの研究グループが発見した新たな単層氷の構造とその重要性

画期的な発見:単層氷の構造の可視化



2026年2月21日、岡山大学を含む共同研究チームが、単層の水分子が形成するユニークな氷の構造を初めて可視化したという画期的な発表を行いました。この研究は、静岡大学の野村肇宏講師のリーダーシップのもと行われ、東京大学、岡山大学、広島大学、高輝度光科学研究センターなど、国内の著名大学や研究機関が参加しています。

研究の背景と成果



研究チームは、鉱物中に閉じ込められた単層の水分子を対象に研究を行い、「フェロアキシャル秩序」と呼ばれる特異な秩序構造を発見しました。この単層氷は、従来の3次元氷とは異なり、2次元において渦を巻くように水分子が並んでいることが示されています。

具体的には、ハニカム構造の格子上に水分子が配置され、低温環境下で特有の秩序を保つことが確認されました。これは水分子の運動が非常に複雑であり、単層氷がいかに特異な性質を持つかを示す重要な証拠とされています。

注目すべきポイント



この単層氷の秩序構造は過去には予想されていなかったものであり、水関連の研究における画期的な進展として期待されています。新たな知見は、2次元氷の性質を理解するだけでなく、3次元氷に関する研究の足がかりになると考えられています。

多くの人が普段目にする水ですが、その構造の複雑さは未だ解明されていない部分が多くあります。本研究をきっかけに、水の特性に関する理解が深まることで、さまざまな応用が可能になることが期待されます。

研究者の言葉



研究をリードした野村講師は、「水は我々の生命の源であり、その秩序構造は長年にわたり研究者の関心を集めてきました。2次元氷の新たな形態を見出せたことは、研究者にとって大きな喜びです」と述べています。

今後の展望



本研究の成果は、アメリカ化学会の国際雑誌『Journal of the American Chemical Society』に掲載されており、広く国際的な学術コミュニティにおいて評価されています。今後、このような研究がさらに推進され、水に関する新しいアプローチや技術開発に繋がることが期待されます。

この成果は、日本国内のみならず国際的にも注目される重要な進展であり、岡山大学と提携する研究機関が一体となって新たな知見を広めていくことに期待が寄せられています。

水の環境や利用方法に関する新たな発見は、私たちの生活に多大な影響を及ぼす可能性を秘めています。今後の研究の進展に期待しましょう。

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この研究は、日本学術振興会の助成を受けて実施されました。

詳細な情報や論文は、こちらから確認できます。


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