ROL v2の登場
2026-05-28 11:43:41

新たな通信インフラを実現する光無線通信機器「ROL v2」登場

光無線通信技術「Radio On Light」の新モデル



株式会社Zero To One Labが新たに開発した光無線通信機器「ROL v2」は、仮設環境での通信を容易にするために設計されています。この小型一体型モデルは、約1.1kgの軽量設計で、建設現場や災害現場など、迅速な通信構築が求められる現場に最適です。

1. 開発の背景


近年、社会インフラの老朽化や自然災害が頻発する中で、迅速に通信環境を整える必要が増しています。従来の有線通信や電波通信では対応が難しい場面が多く、これに応える形で光無線通信技術「Radio On Light」が誕生しました。特に、配線を必要としないこの技術は、ポータブルで柔軟な通信手段として求められています。
この新型「ROL v2」は、RF信号の波形をそのまま光で伝送する特長を持ち、独自の通信インフラの構築を現実のものとします。

2. 特徴的なデザインと構造


「ROL v2」は、従来型からの大幅な設計変更により、通信制御部を本体内蔵型にしました。これにより、サイズを大幅にコンパクト化し、外部機器との接続が簡素化。仮設環境への導入が容易になりました。サイズは、横幅16.2 cm、奥行6.9 cm、高さ8.4 cmで、重量は本体だけで850g、レンズ装着時でも約1.1kgを実現しました。この軽量化で、建設現場の仮設足場や災害時の設置がスピーディーになります。

3. 通信性能と応用範囲


新型機は最大伝送速度2.0Gbpsをサポートし、800mの長距離伝送が実証されています。この性能により、インフラ老朽化対策や、災害時の緊急通信、さらに水中や海中の通信ニーズにも対応可能です。様々な環境での通信インフラの構築は、今後ますます重要な課題となるでしょう。

4. 社会の必要に応える


「ROL v2」は、災害や建設現場で柔軟に通信環境を整えるための新しい選択肢として位置付けられています。代表取締役の神川佳久氏は、「私たちは既存の通信手段ではカバーできない場所に、新たな通信インフラを提供し、必要なときに必要な情報をスムーズに届ける社会を目指しています」と述べています。

5. 今後の展開に期待


今後は、さらなる高速化や小型化を進め、インフラ企業や研究機関との共同研究を進める計画です。水中通信への応用や、災害時のインフラ確保を視野に入れた研究開発が期待されています。これにより、特に複雑な通信環境においても「ROL v2」は重要な役割を果たすことでしょう。

新しい通信技術の導入は、これからの社会にとって重要なステップです。是非、注目していきたい分野です。


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