岡山大学の職員研修
2025-09-30 00:43:26

岡山大学が進める大学職員の高度化ワークショップの重要性とは

岡山大学が進める職員のための高度化ワークショップ



岡山にも、地域に根ざした大学として、国立大学法人岡山大学が注目されています。特に、近年の教育分野における変化が激しい中、そのリーダーシップを発揮するための新たな取り組みが始まりました。2025年9月16日と18日には、津島キャンパスにて『国の動向を読み解く力、今こそ身につけよう!』というタイトルのワークショップが開催されました。このワークショップは、中堅・若手事務職員と技術職員を対象にしており、国の政策や動向を理解し、学内施策に効果的に反映することを目的としています。

このイベントには、岡山大学のスタッフをはじめ、信州大学や研究基盤協議会加盟大学から40名以上が参加。講師として登場した阿部匡史部門長(総合技術部技術主幹)の開会挨拶を皮切りに、松本尊道副部門長は『概算要求の仕組みを知ろう』というテーマで国の予算成立の流れについて解説しました。このセッションを通じて、参加者は国の予算に対する理解を深め、制度を効果的に活用するスキルを身につける機会を得ました。

その後、参加者はグループに分かれ、文部科学省が公募事業を開始する状況を想定したディスカッションを行いました。ここでは、大学がどのように動けるかを議論し、活発な意見交換が行われました。ワークショップは岡山大学のコアファシリティ部門が企画したもので、従来の『教員中心』の運営から脱却し、事務職員や技術職員のマネジメント能力をより一層発揮させることが狙いです。

参加者からは「国の動向を読み解く能力を向上させることができる」との声が上がり、さらに「現場の悩みを解決するための具体策を知りたい」という期待の声も寄せられました。従来、このようなテーマについて hesitantになりがちな若手職員が気軽に意見を出し合える場が提供されたことは、参加者にとって大きな価値でした。

岡山大学は、文部科学省の『地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)』に採択されたことを受け、今後も事務職員や技術職員が大学運営に積極的に参加し、情報を新たな価値に変えるナレッジワーカーとして成長することが求められています。このような人材の育成は、地域における大学の存在意義を再確認させる重要な施策の一部とも言えるでしょう。

今回のワークショップは全4回企画されており、今後のテーマは、国の政策や動向の情報収集方法、国の資料の読み解き方と活用方法、そして学内施策への反映の仕方や企画立案の実践など、多岐にわたります。今後の展開に対する期待が高まる中、岡山大学は地域の中核としての役割を果たすべく、新しい風を吹き込む大学としての歩みを続けています。

大学経営の未来を切り拓く中堅・若手職員の成長が、岡山大学の瑰宝となることを願いつつ、今後のワークショップに注目が集まります。岡山大学とその連携機関の今後の取り組みには、ぜひご期待ください。


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