冷たくて贅沢!ジョエル・ロブションのかき氷
今年の夏、東京の六本木ヒルズにある「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」で、贅を尽くしたかき氷『グラス ピレ マンゴー』が期間限定で提供されます。この逸品は、2025年の7月1日から8月31日まで、ティータイムの時間に1日20食のみの限定で味わうことができ、価格は2,600円(税込)です。
世界初の試み
このかき氷は、ジョエル・ロブションのエグゼクティブ シェフ パティシエである髙橋和久氏と、シェフ パティシエの桑原涼介氏の手によって考案されました。二人は、この商品の開発において新鮮なマンゴーの味わいを最大限に引き出すため、何度も試行錯誤を重ねました。
エキゾチックな味わい
『グラス ピレ マンゴー』は、ふんわりとした柔らかい氷の中に、ダイス状にカットされたフレッシュマンゴーを散りばめ、マダガスカル産のバニラを使用したエキゾチックなシロップで満たしています。このシロップは、パイナップルやパッションフルーツとマンゴーを混ぜ合わせたもので、南国の雰囲気を感じさせてくれます。
さらに、氷の中心部と底には「クレームパッションバナーヌ」が隠されており、キャラメリゼしたバナナとパッションフルーツのコンビネーションが、かき氷に複雑な味わいを加えています。その上にココナッツのエスプーマ、サクサクのメレンゲ、パイナップルのチュイルがトッピングされ、見た目にも楽しませてくれます。
伝統と革新の融合
ジョエル・ロブションは、フランスの食文化の象徴とも言える存在です。そのスタイルは、従来のフレンチの枠を超えた革新性が特徴的。『グラス ピレ マンゴー』は、まさにそのエッセンスを凝縮した一皿と言えるでしょう。まさに食べ進めるたびに、香ばしさや酸味、甘みが一体となってマンゴーの魅力を引き立てます。
来店情報
このかき氷は、毎日14時から15時のティータイムのみで提供されており、最終入店は15時、コースは16時に閉店となります。現在のところ、事前予約は受け付けておらず、当日ドリンクのオーダーも可能です。六本木に訪れた際には、ぜひこの限定メニューを試してみてはいかがでしょうか。
シェフたちの紹介
髙橋和久氏は、2009年からジョエル・ロブションのシェフパティシエを務めており、2012年からは台湾でも絶大な影響力をもち、2024年には台北でも活躍。桑原涼介氏も、2007年からジョエル・ロブションで経験を積んでおり、台湾での幅広い業務を経て、現在は、ロブションのスタイルを日本に伝えています。
気軽に楽しめるかき氷が彼らの手で芸術的なデザートへと変わる。この楽しみを、ぜひ体験してみてください。