2025年9月25日、秋晴れの下、岡山大学津島キャンパスの創立五十周年記念館において、令和7年度秋季学位記授与式が盛大に行われました。この日は、学部生と大学院生を合わせて202人が、人生の新しい章をスタートする瞬間を迎えました。
式典では、岡山大学の学長である那須保友(なすやすとも)氏が四名の総代に学位記を手渡し、さらには学業と人間性に優れた学生に贈られる「岡山大学黒正賞」を一名に授与しました。学長は、日本の伝統的な言葉である「FUEKI-RYUKO(不易流行)」と、愛校精神を象徴する「OKADAI-LOVE(岡大愛)」の二つのメッセージを卒業生に送りました。「今日の卒業を迎えた後も、岡大愛を大切に思い続けてください。あなたたちが岡山大学で学んだことを誇りに思い続け、自信を持って未来へ羽ばたいてほしい」との思いが込められています。
代表答辞を務めたのは、大学院自然科学研究科に在籍するWANG JINGさん。彼女は、岡山大学の教育と研究環境の素晴らしさに感謝を述べ、「今日という日は単なるゴールではなく、新たな挑戦への第一歩です。未来は不透明かもしれませんが、私たちは様々な困難に立ち向かう力をすでに持っています」と力強いメッセージを発しました。
式典の後、那須学長は卒業生たちとスーツ姿や各国の礼服での記念撮影を行い、友人や家族と共に思い出に残るひとときを過ごしました。思い出深いキャンパスを後にし、卒業生たちは新しい挑戦に向けて意気込みを新たにしています。
岡山大学は、地域に根ざしながらも全国的な影響力を持つ研究大学としての活動を続けており、これからも岡大生たちの立ち上げたさまざまなプロジェクトや取り組みにご期待ください。
卒業式の詳細な情報は、岡山大学の公式サイトで公開されています。また、岡山大学が手掛ける地域活性化や世界への貢献に関する活動も、引き続き注目されます。
式辞全文や卒業者数の詳細については、こちらから確認できます。 -
式辞全文 -
卒業者数
これからも岡山大学が地域と世界へ向けて発信し、持続可能な未来の創造に貢献していくことを願って止みません。