笑顔あふれる誕生日をサポートする「シェアケーキ」プロジェクト
岡山県と広島県で活動している「シェアケーキ」プロジェクトは、認定NPO法人チャリティーサンタが主催し、地域の洋菓子店が協力して誕生日を迎える子どもたちにホールケーキを提供しています。近年、困窮家庭では物価の高騰により誕生日のお祝いを諦めざるを得ない現状があり、子どもたちの思い出の機会が失われています。この問題に対し、「シェアケーキ」は大きな希望の光となっています。
背景:困窮家庭における「思い出格差」
最近の調査によれば、経済的に厳しい状況にある家庭では、約5世帯に1世帯が誕生日ケーキを敬遠しています。さらに、誕生日を祝う準備が「せつない」と感じる家庭の割合は、一般家庭の7倍に達することがわかっています。このような「思い出格差」は、子どもたちへの影響も深刻で、親の孤立感を深める要因ともなっています。そこで、「シェアケーキ」プロジェクトが誕生しました。地域に根ざした両店とチャリティーサンタが連携し、子どもたちに「愛された記憶」を届けることを目指しています。
「シェアケーキ」プロジェクトとは?
このプロジェクトは、2021年に岡山での試験実施を経て、2022年から全国的に展開されています。誕生日を祝うことが難しい家庭の子どもたちへ、チャリティーサンタと洋菓子店、子ども支援団体が連携し、ホールケーキを届けています。岡山県の「ケーキ工房ポム」と広島県の「バッケン・モーツアルト」がその中心となり、全国約80の協力洋菓子店で展開されています。
岡山の支援モデル:ケーキ工房ポム
「ケーキ工房ポム」は、このプロジェクトの初期から参加し、5年間もの間、一貫して支援を続けています。累計500台のケーキを届け、そのうち340台は同店の全額負担による無償提供です。この活動を通じて、地域に住む家族に「おめでとう」と「生まれてきてくれてありがとう」という温かい言葉を届ける役割を果たしています。
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広島の善意:バッケン・モーツアルト
2024年に「シェアケーキ」に参画した「バッケン・モーツアルト」も、広島県内で50店舗を展開し、累計200台の誕生日ケーキを届けてきました。そのうち100台は無償提供で、地域に愛される企業として、子どもたちの笑顔をサポートする役割を果たしています。
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受け取ったご家庭の感想
実際に「シェアケーキ」を受け取った家庭からは、「子どもが見た瞬間、大興奮で感動していた」「名前が書かれたプレートを見てとても喜んでくれた」といった嬉しい声がたくさん寄せられています。物価が高騰している中で、親が子どもに誕生日ケーキを用意することがどれだけ大変か、そんな中でもこのケーキによって、特別な思い出が作られています。
寄付・協力店の募集
現在も依然として多くの家庭が支援を必要としています。認定NPO法人チャリティーサンタは、寄付での応援や協力店舗の募集を行っています。興味がある方は、以下のリンクからお申し込みいただけます。
まとめ
「シェアケーキ」プロジェクトは、ただの誕生日ケーキの提供にとどまりません。子どもたちにとっての素敵な思い出を創出する大切な取り組みです。地域全体で子どもたちを支えるこの活動に、あなたも参加してみませんか?