岡山大学、マレーシアでの天皇誕生日祝賀会にて日本留学をPR

岡山大学、マレーシアで日本留学をPR

岡山市北区に本部を置く国立大学法人岡山大学は、2025年2月13日にマレーシアのコタキナバルで開催された天皇誕生日祝賀会に参加しました。この祝賀会は、在コタキナバル領事事務所が主催したもので、当日はサバ州の高官や教育関係者、多くの国の領事館の方々が訪れました。

日本留学の機会を広げるための取り組み

同会では、岡山大学の日本留学情報センター（OJEIC）マレーシア事務所が中心となり、日本留学を促進するためのブース展示を行いました。ブースには日本政府観光局や日系企業も協力し、来場者に対して日本の教育制度や留学プログラムについての情報提供を行いました。特に、サバ州長のTun Musa Aman氏や在マレーシア日本大使館の四方敬之大使からは、日本とサバ州との友好関係のさらなる発展を祈念する挨拶がありました。

岡山大学のブースには、地元の教育関係者や帰国留学生、その家族らが訪れ、日本への留学に高い関心を示しました。この活動は、ゆかりのある国との国際交流を深め、岡山大学の国際的な存在感をアピールする重要な機会となりました。

マレーシアとの提携を強化

岡山大学は、マレーシアにおける日本留学の促進活動を通じて、今後も現地の省庁や大学と連携を強化し、効果的なリクルーティング活動を展開する計画です。特に、多様な民族が共存するマレーシアの特性に合わせた、留学フェアや学校訪問を通じて、より多くの学生を日本に呼び込むことを目指しています。

この事業は、文部科学省により委託されており、岡山大学は2014年からの前進事業の後継として、主に東南アジア地域での日本留学促進を担う役割を果たしています。特に、マレーシアとインドネシアは今年度の重点国に指定されており、岡山大学を拠点としたグローバルな高等教育機関としての地位を確立すべく活動しています。

岡山大学の役割

岡山大学は、地域の中核となる研究大学として、国連の持続可能な開発目標（SDGs）も支援しており、国際的な視野を持った人材育成に力を入れています。今後、岡山大学は教育の国際化を進め、関係機関との連携を深めていくことで、多くの学生にとって魅力的な留学先となることを目指しています。

このように、岡山大学の取り組みは留学希望者にとっての魅力を高めるだけでなく、日本とマレーシアの友好関係を一層強固にすることにも寄与しています。今後の活動にも注目が集まります。