国際ジョイントシンポジウム
2025-12-20 23:35:26

岡山大学が開催した国際ジョイントシンポジウムの様子と意義について

岡山大学で国際ジョイントシンポジウムが開催



2025年12月5日、岡山大学津島キャンパス内の共創イノベーションラボ(KIBINOVE)にて、国立六大学連携コンソーシアムと台北大学連盟による第5回ジョイントシンポジウムが行われました。このシンポジウムは、日本と台湾を結ぶハイブリッド形式で開催され、現地には多くの研究者や学生が集まりました。

シンポジウムの開催背景



国立六大学連携コンソーシアムには、千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学が参加しており、台北大学連盟は台北医学大学や国立台北科技大学などが加盟しています。両者は2020年に国際交流協定を締結し、友好的な関係を築いてきました。今回のシンポジウムはその連携の成果として、5回目の開催を迎えました。

開会式では岡山大学の那須学長が挨拶を行い、シンポジウムのテーマ「持続可能な社会へ向けて:教育と自然を基盤とした解決策」について説明しました。これは、国連の「ESD for 2030」に基づくもので、大学が地域社会とともに持続可能な変革を推進する責任を持つことが強調されました。

基調講演と発表



国立台北科技大学の王学長の挨拶に続き、岡山大学の藤井教授が基調講演を行いました。講演の題は「アジアの学習者を気候変動に備えさせるための変革的イニシアチブ」であり、気候変動に対する教育の重要性が語られました。

シンポジウムでは、岡山大学の勝原助教が「人と自然の相互作用と生物文化多様性の測定方法」について発表し、他の9名の研究者からも様々な視点で研究発表がありました。参加者たちは発表後に活発に意見交換を行い、オンライン参加者も含めてディスカッションが盛況でした。

ユースセッションの実施



シンポジウムの後、新たにユースセッションが開催されました。参加したのは両コンソーシアム加盟の特徴ある10大学の学生たちで、彼らは「学生として何ができるか」というテーマについてグループで意見を交換しました。この活動は、持続可能な社会に向けた取り組みにおいて学生が果たすべき役割を考える貴重な機会となりました。

学生交流協定の署名式



シンポジウム開催日には、両コンソーシアムが学生交流協定の署名式を行い、今後の学生交流促進に向けての第一歩が踏み出されました。この協定により、将来的にはより多くの学生が国際的な交流の場で活躍できるようになることが期待されています。

今後の展望



地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学は、今後も国際的な研究交流を促進し、持続可能な社会に向けての取り組みを続けていくことでしょう。シンポジウムの様子や学生たちの声は、今後の活動への期待を高めます。より多くの人々が学生交流に参加し、国際的な視野を広げることが求められています。


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