岡山に新たなゴルフ体験を - 環境芝「DTGOLF04」の導入
ISP環境開発株式会社が新たに開発したグリーン用環境芝「DTGOLF04」が、岡山県玉野市のKSゴルフ後閑に導入されました。この新しい環境芝は、従来の人工芝にはない本物のゴルフ場ベントグリーンに似た自然な打球感や転がりを実現しており、ゴルフ愛好者にとって新しい刺激となることでしょう。
環境芝「DTGOLF04」とは
「DTGOLF04」は、パッティンググリーンとしておよそ350平米の面積を持ち、アプローチとバンカー練習場を含む総施工面積900平米の施設に設置されています。特筆すべきは、この芝が使用する新たに開発された充填材によって、踏圧による芝の硬化現象を抑制し、長期的に安定したパッティングクオリティを維持できる点です。
この環境芝は、ポリプロピレン(PP)90%とポリエチレン(PE)10%を基本にしており、強度や透水性が強化されています。また、充填材には天然素材をオリジナルブレンドした「D-REY G2」を使用しており、抗菌・脱臭作用があるため、環境にも優しい設計となっています。
課題を解決する新素材
近年、異常気象により天然芝の維持がますます困難になっている中、ゴルフ場の運営にとっては深刻な課題です。専門技術者の不足や管理コストの高騰、さらには環境問題も加わり、ゴルフ業界は多くの挑戦に直面しています。これらの問題を解決するためには、新たなグリーン素材の開発が不可欠です。「DTGOLF04」は、そうした背景から生み出された製品なのです。
新施設が持つ可能性
新設された施設は、環境芝「DTGOLF04」のショールームとしても機能します。このパッティンググリーンと他の練習場により、人工芝の本格的なゴルフ場の構築も視野に入れており、将来的には天然芝が持つ問題を根本から解決することが期待されています。
特に、完成後の約3ヶ月間でグリーンスピードを調整することで、さらに高品質なプレー環境を提供できるという点は、ゴルフファンにとって大きな魅力となるでしょう。
目指す未来と持続可能性
ISP環境開発株式会社は、今後もアスリートファースト・環境ファーストの理念に基づいて新たな製品開発を続けていく予定です。ベントグリーンに近い自然な打球感を持つ「DTGOLF04」により、ゴルフ産業全体の持続可能な発展に寄与することが目指されています。
「IFMC.」という新たな技術も導入されており、注目されています。これは集積機能性ミネラル結晶体であり、血管から一酸化窒素が拡散されることで、血流促進が期待できるものです。スポーツや医療分野でのさらなる研究が進められているところです。
ゴルフ場運営の新たな可能性
「DTGOLF04」は、ゴルフ練習場やショップでの使用の他、自宅の庭にパッティンググリーンを設置することも可能です。将来的には、ショートコースやミニパターゴルフ場の造成も視野に入れています。
現在、ISP環境開発株式会社では販売価格に関しては地域や施工条件により異なるため、個別査定を行っており、お問い合わせはフリーダイヤルで可能です。こうした取り組みを通じて、ゴルフ場を運営する新たな手段としての機会が生まれることでしょう。新たな技術が提供するゴルフの未来に期待が寄せられます。