岡山大学が資産運用と相続のセミナーを開催し、地域の知識を深める

岡山大学が資産運用と相続の重要性を学ぶセミナーを開催

2025年11月28日、岡山市北区に位置する岡山大学の鹿田キャンパス内Junko Fukutake Hall（Jホール）で、「第5回学都基金室セミナー」が開催されました。このセミナーは、資産運用と相続についての理解を深めることを目的に、岡山大学学都基金室が中心となり、中国銀行との協力の下に行われました。

セミナーは二部構成で進行されました。

第1部：ライフイベントと資産運用

第1部では中銀証券株式会社の寺澤慶二氏が「ライフイベントとこれからはじめる資産運用」というテーマで講演を行いました。寺澤氏は自身の経験を交えて、さまざまなライフイベントに伴う資金ニーズや、効果的な資産運用のポイントを解説しました。特に、現在のマーケット環境における資産の運用方法についても詳しく言及し、参加者に資産運用の基本的な考え方を教えました。

このセッションは、参加者が自身のライフプランに基づき資産運用をどう進めるべきかを考えるきっかけとなり、多くの有益な情報が提供されました。

第2部：相続と遺言の知識

続く第2部では、株式会社中国銀行のファイナンシャルアドバイザーである安本幸宏氏が「明日の安心のために～知って役立つ相続・遺言の知識～」というテーマで講演しました。安本氏は、財産の継承や手続き、相続人の範囲といった相続の基礎知識をわかりやすく解説し、さらに遺言による相続対策についても詳しく説明しました。

この部分は、特に相続についての具体的な知識が得られる内容で、参加者はペンを走らせる姿が多く見られました。

参加者の反響

参加者からは「非常に有意義な時間であった」、「資産運用や相続について深く考えるきっかけになった」という感想が多数寄せられました。岡山大学学都基金室では、今後も役立つセミナーを開催し、地域の皆様に有益な情報を提供することを目指しています。

セミナーの最後には、岡山大学が進めている研究と教育への支援の重要性についても触れ、地域における学びの場として大学の役割を再確認しました。

今後の展望

岡山大学では、地域中核の研究大学としての使命を持ち、持続可能な発展に貢献する知識の普及に取り組んでいます。これからも、地域に密着した教育プログラムやセミナーを通じて、地域の人々が必要とする情報と知識を提供し続けていくことでしょう。今後の岡山大学の活動にご期待ください。

・岡山大学学都基金

この国立大学法人岡山大学の取り組みは、地域や国全体の未来を共創するための重要なステップです。セミナーを通じ、参加者が得た知識が、今後の生活や大学の支援にも繋がることを願います。