屋根リフォームへの関心高まる中、費用や信頼情報が重要な鍵に
住宅の経年劣化や自然災害が影響し、屋根リフォームに関心が集まる昨今、いえいろは株式会社は全国500名を対象にしたWEBアンケートを通じて、屋根リフォームに対する意識と実態を調査しました。調査結果により、実施した人と実施に至らなかった人の間での「情報源」や「価格感」の違いが明らかになりました。
調査の概要
いえいろはは、「屋根リフォームに関する意識・実態調査」を実施。調査地域は全国で、持ち家に住む30代~70代の男女に対し、屋根修理やリフォームの経験について調査を行いました。調査対象者は500名、男性250名、女性250名の均等分布で、リフォーム実施者をAグループ、実施しなかった人をBグループに分けて結果を解析しました。
調査結果の概要
調査の中で、屋根リフォームを実施した人の約71.2%が「築年数や老朽化」を理由に挙げており、少なくとも7割が経年劣化を契機にリフォームへ踏み切ったことがわかりました。また、屋根リフォーム業者を選ぶ際には「価格」と「技術力」が最も重視されるという結果が出ています。
一方で、屋根リフォームを検討しながら実施しなかった理由としては、51.4%が「費用が高い」と回答。高額な費用は依頼のハードルとなり、補助金や助成金制度の利用について理解していない人も多いことが確認されました。この実態を受けて、屋根リフォームへの関心はあるものの、価格や信頼できる情報の不足が、大きな障壁となっていると言えます。
屋根リフォームを実施した人の情報収集方法
実施者がどのように業者を選定したかを掘り下げると、情報源として最も多かったのは「以前利用した業者」で42.9%、続いて「知人の紹介」が39.2%という結果でした。ここから、信頼できる人的ネットワークに基づく情報が重要視されていることが分かります。さらに「インターネット検索」は20.8%で、自ら積極的に情報収集を行う人も一定数いるようです。
実施に至らなかった人の理由
一方、Bグループでは、屋根リフォームを実施しなかった理由の中で「急ぎではなかった」「必要性を感じなかった」という意見も多く見られましたが、特筆すべきは情報不足や認知不足によるものです。約46.2%の人が補助金や助成金制度の存在を知らなかったことが、前向きに検討する意欲を削いでいることが浮き彫りになりました。
今後の展望
これらの結果から、屋根リフォームに対する関心は高いものの、情報提供や価格の明確化が求められています。いえいろはでは、今後もエンドユーザーが理解しやすい情報を発信し、良質な工事を適正価格で受けられる仕組みの構築に努めて参ります。
いえいろは株式会社について
いえいろは株式会社は、屋根・外壁工事の職人と施主を直接つなぐプラットフォームを運営しています。工事店の選定基準を厳格にし、高品質な施工を提供することで、顧客満足度の高いサービスを実現しています。国民の住宅の安全性を守るために、専門的な情報発信にも力を入れていきます。
今後も業界の発展を支える役割を担い、皆さまの生活に寄与して参ります。