岡山大学の技術体験
2025-05-29 05:42:30

岡山大学で開催!最新技術を体験するオープンイノベーションイベント

岡山大学で開催されたオープンイノベーション Match Up vol.3



2025年5月22日、岡山大学津島キャンパスの創立五十周年記念館にて「オープンイノベーション Match Up vol.3」が開催されました。このイベントは「おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)」が主催し、産学官のコラボレーションを促進するための場として設計されました。テーマは「デジタル×リアルで拡張する共創の未来」。多様な主体が集まり、それぞれの技術を実際に見るだけでなく、触れることで新たな発見を得ることを目指しました。

約250名の来場者が集まり、特に注目を集めたのが、企業によるデモや最新技術の展示です。中でも、エルザジャパンが持ち込んだ四足歩行ロボット「Lynx(リンクス)」は初めて日本で公開され、滑らかな動作に参加者たちは驚きを隠せませんでした。他にも、スマートリングや超高解像度のVRゴーグルなど、最先端の技術が多数紹介されました。これらの技術は、日常生活や業界での新たな活用が期待されるものであり、来場者たちは刺激を受けながら体験していました。

イベントは3部構成で実施されました。第1部では、NVIDIAの清水啓太郎氏による特別講演が行われ、仮想空間技術の未来についての洞察が共有されました。この講演では、デジタルツインの可能性やその産業・研究分野での具体的な利活用例が紹介されました。続いて1分間のポスター紹介が行われ、参加者それぞれが自身の知見や技術をアピールする貴重な機会となりました。

第2部では、株式会社エルザジャパンやジャパンディスプレイなどの企業からの技術プレゼンテーションが実施されました。また、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)による「Matching HUB」が紹介され、地域の研究シーズと企業ニーズを結びつける取り組みが紹介されました。このような情報交換は今後の協力関係を築くための土台となることでしょう。

第3部では、デモ・展示・ポスターセッションが一斉に実施され、様々な分野や立場の参加者による活発な対話や交流が展開されました。懇親会も開催され、企業の関係者や自治体職員、研究者たちが意見交換し、新たなビジネスや研究のアイデアを話し合う場となりました。特に学生にとっては、プロフェッショナルな人々と直接つながる貴重な機会となりました。

「OI-Start」では、今後も地域におけるイノベーション創出を続け、産学官の連携を強化していく方針です。このようなイベントを通じて、新たな技術とビジネスの発展を後押しすることが期待されます。

岡山大学の取り組みは地域の発展だけでなく、全国的なイノベーションの波を引き起こす可能性を秘めています。内閣府が進める地域中核大学としての役割を果たすために、今後の活動に注目が集まります。


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