岡山大学が教育の未来を見据えた外部評価委員会を開催

岡山大学の教育改革への取り組み

2025年6月20日、岡山大学は第4期中期目標に基づく外部評価委員会を津島キャンパスの創立五十周年記念館で開催しました。これは、同大学が掲げる「教育に関する目標」を達成するための重要なステップです。委員会は、昨年度の進捗状況と中期計画の達成度を評価することを目的として召集され、6人の外部評価委員が参加しました。

外部評価委員会の概要

委員会では、外部評価委員と新任副学長の懇談や、教育改革に関する紹介動画が上映されるなど、活発な意見交換が行われました。開会のあいさつでは、那須保友学長が参加者に歓迎の意を表し、それに続いて菅誠治理事が令和6年度の実施状況について説明しました。

主な議題は、次の5つのテーマについて討議されました：
1. 大学院教育
2. LMS（Learning Management System）
3. 入学者選抜
4. 学士課程教育（Target2025）
5. 教学マネジメント

各項目について外部評価委員との質疑応答があり、活発な意見交換が行われました。

評価委員からのフィードバック

委員会の締めくくりとして、谷口説男委員長が総評を述べました。彼は、特に2025年度に新学習指導要領に基づいた大規模な教育改革が進行していることに触れ、その実行を支える教学マネジメントの重要性を指摘しました。今後は、中間評価に向けて各計画の連携を強化し、計画担当者の意識を高めることが求められます。

持続可能な教育改革への展望

岡山大学は、外部評価委員会制度を導入している国立大学として、教育の質向上に向けた取り組みを続けています。これにより中期目標の達成への道筋を整えており、次回の委員会は今年の12月に予定されています。学内外の連携を深め、全国の大学でも注目されるような教育の未来を切り開いていくことでしょう。

この取り組みを通じて、岡山大学は地域社会との共育共創を強化し、持続可能な発展に寄与していくことを目指します。教育改革（Target2025）を通じて、地域に根ざした教育機関として、さらなる成長を続ける岡山大学には、大きな期待が寄せられています。