持続可能な漁業を支える新たなパートナーシップが誕生!岡山の牡蠣で海の未来を考える
この度、株式会社UMITO Partnersとグリーンコープ生活協同組合連合会が、新たなパートナーシップを結びました。目的は、海と漁業のサステナビリティを高めること。そして、岡山県邑久町のMSC認証牡蠣を通じて、消費者に海の現状や漁業者の取り組みを知ってもらうことです。
パートナーシップの背景と意義
海洋環境や水産資源には、年々さまざまな課題が山積しています。しかし、私たちが日常生活の中でそれを意識することは少ないものです。そこで、グリーンコープは、1988年に生まれた西日本を中心に広がる地域生協の連合体であり、安全かつ環境に配慮した商品作りに取り組んできました。
UMITO Partnersは、海のネイチャーポジティブを推進し、人々と海の関係をポジティブなものにすることを目指して活動しています。両者の協力により、水産業の現場を視察し、その実態を消費者に発信することが可能になります。この取り組みは、消費者がサステナブルな選択をし、それが漁業を支える循環を生むことに寄与することを期待されています。
岡山県邑久町のMSC認証牡蠣について
今回の取り組みの第一弾として登場するのは、岡山県邑久町の牡蠣です。この牡蠣は、2019年に国際エコラベルとして知られるMSC認証を取得し、環境にやさしい漁業を実践しています。グリーンコープの会員向けに販売される「岡山県虫明産蒸しかき珠せいろ」は、解凍してそのまま味わえる便利な商品で、ジューシーな食感と濃厚な味が特徴です。
販売は2026年の1月19日から開始されます。
邑久町の漁業改善プロジェクト
邑久町は、瀬戸内海に面した小さな町で、カキ養殖が盛んな地域です。しかし、近年では消費者の減少や後継者不足などの問題に直面していました。それに対処すべく、UMITO Partnersは邑久町漁協と協力し、国際エコラベルのMSC漁業認証を取得するためのプロジェクトを始動しました。この取り組みは、通常18ヶ月を要するところをわずか7ヶ月で達成し、日本国内でも特に珍しい成功を収めました。さらに、2025年にはすべての審査基準を上回り、「条件なし」での認証更新が認められたのです。このような素晴らしい成果は、地域の漁業に対する信頼を生むだけでなく、持続可能な漁業の模範となることでしょう。
UMITO SEAFOODの取り組み
UMITO SEAFOODは、サステナブルな漁業を応援するためのシーフードブランドです。飲食店や消費者に向けて、漁業者の取り組みを発信し、サステナブルな漁業への理解と共感を深めていくことが目標です。このようにして、海の資源を守るための選択が全国に広がっていくことを期待しています。現在、東京都内を中心に約30店舗で取り扱われ、消費者向けのECサイトも運営しています。
今後の展望
このパートナーシップを通じ、グリーンコープは岡山県邑久町のMSC認証牡蠣の魅力を広めていくと共に、海を守る漁業者の活動を多くの人に知ってもらいたいと考えています。日常の食の選択が、海の資源を守り育む循環につながることを願って、今後も様々なサステナブルな水産物を取り扱う予定です。
その結果として、私たちの食卓がより環境に配慮した選択肢で満たされ、豊かな海を未来につなぐための一助となることが期待されます。今回は、UMITO Partnersとグリーンコープが手を取り合ったことで、生産者の価値が広まり、地域における持続可能な漁業の推進が進んでいくことを願います。