森林循環経済の実現
2025-12-23 19:01:22

岡山発・森林循環経済実現に向けたシンポジウムレポート

岡山発・森林循環経済の実現に向けたシンポジウムの詳細



2025年12月22日、岡山大学創立五十周年記念館において、シンポジウム「岡山発!森林循環経済の実現に向けて」が開催されました。このシンポジウムは、岡山大学が主催し、一般社団法人プラチナ構想ネットワークが共催するもので、地元の森林資源を活かし、持続可能な経済システムを構築するための重要な場となりました。

プラチナ構想ネットワークの概要



一般社団法人プラチナ構想ネットワークは、「地球が持続し、豊かで、すべての人の自己実現を可能にする社会」、いわゆる「プラチナ社会」の実現に向けて活動しています。会長は、小宮山宏氏であり、多くの著名な企業や団体が参加し、森林循環型社会の構築に向けた様々な取り組みを推進しています。

シンポジウムのプログラム



当日、参加者は企業関係者、自治体職員、大学生など約250名を数え、オンライン参加者も含まれたハイブリッド形式で行われました。オープニングでは岡山大学の那須保友学長が挨拶をし、第一部での特別講演には小宮山氏が登壇し、森林循環経済が日本社会にもたらす可能性について語りました。

続いて、基調講演として岡山大学の阿部匡伸上席副学長が「木造建築を通じた脱炭素社会の共創に向けて」と題する講演を行いました。ここでは地域材の利用促進や持続可能な建築の重要性が強調されました。

パネルディスカッションの展開



その後、パネルディスカッションが行われ、パネリストとしてライフデザイン・カバヤの窪田健太郎社長をはじめ6名が参加しました。議論の核となったのは、岡山県内で森林循環経済を実現するための具体的なビジョンや施策です。各パネリストは、それぞれの立場から地域の観点を持ち寄り、多様な意見が飛び交いました。

特に、地元企業や行政との連携、地域資源の利用促進、若者への啓発活動など、多角的なアプローチが重要であることが確認されました。参加者からは、実際の取り組み事例や成功例を共有し合い、森林循環経済の実現への期待が高まりました。

今後の展望



岡山大学は2025年10月、プラチナ構想ネットワークに初めて加入することが決まっており、今後の共同事業や研究が注目されます。ライフデザイン・カバヤは、岡山大学との連携を強化し、地元の森林環境の保全と地域振興を進めるための活動を加速させていくとのことです。

最後に



シンポジウムは成功裏に終了し、持続可能な社会に向けての共通の意識が芽生えるきっかけとなりました。地域に根ざした取り組みとして、今後も岡山から全国に広がるような森林循環経済の実現を目指した活動が続くことでしょう。このシンポジウムによって、多くの人が森への関心を深めることを期待しています。


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