岡山大学がスタートアップ支援プログラムを実施
2026年、国立大学法人岡山大学の研究・イノベーション共創機構が、事務職員や技術職員を対象とした「大学発スタートアップ支援人材育成プログラム」を開催しました。このプログラムは、研究成果の社会実装を達成するための知識やスキルを育成することを目的としています。
プログラムの概要
本プログラムは、JST大学発新産業創出基金事業の一環で、2026年2月27日と3月13日の2回にわたり、岡山大学津島キャンパスにある共創イノベーションラボKIBINOVEで行われました。全体で18名が参加し、研究成果を社会に役立てるための視点と実践力を習得することを目指しました。講師には株式会社リバネスを迎え、研修は全3回の講義と演習で構成されました。
各回の内容
第1回:社会実装とGAPファンド申請
最初のセッションでは、研究成果をどのように社会に提供するか、またGAPファンド申請の基本的な考え方を整理しました。これにより、参加者は研究から事業化までの流れを理解するきっかけとなりました。
第2回:顧客や市場分析
第2回では、顧客のニーズを把握し、課題を捉える方法、市場の徹底的な分析が求められることを学びました。この知識は、研究者が自らの研究を市場に結び付けるために欠かせない要素です。
第3回:実践演習
最後のセッションでは、参加者それぞれが自らの研究テーマを持ち寄り、事業化の観点から再評価する演習が行われました。ここでは実際に研究者と対話し、伴走者としてどのように支援できるかを考える重要な機会となりました。
アンケート結果と今後の展望
参加者からは「研究と事業化では求められる視点が異なることが理解できた」との声が寄せられました。また、伴走者としての立場を生かして再評価することの重要性も認識されたようです。知的財産、共同研究、支援、コンプライアンスなど各分野において、本プログラムの学びを実務に活かしたいとの意欲が伺えました。
今後も岡山大学は、研究成果を社会に実装するための支援体制を強化し、地域や社会に新たな価値を提供する取り組みを続けていく予定です。期待を寄せる地域の皆さまに向けて、岡山大学はさらなる活動を発信し続けます。
このたびのプログラムは、地域中核の特色ある研究大学としての役割を果たす岡山大学の挑戦の一環です。研究教育の発展とともに、地域の経済や社会への新たな貢献を期待しています。