IBD患者を支えるオンライン講演開催について
潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患(IBD)は、近年患者数が増加傾向にあります。これに伴い、IBD患者やその家族に必要なお金に関する知識を深めることが求められています。そんな中、12月7日(日)に「医療費が生活に与える影響と患者さんができること」というテーマで講演会が開催されます。この講演は、株式会社グッテとセルトリオン・ヘルスケア・ジャパン株式会社の共催により、IBDの患者とその家族を対象にしたもので、医療費の負担感を軽減し、治療と日常生活をどう支えていくかを考える良い機会です。
講演の目的と重要性
IBDは、慢性的な症状と治療に伴う高い医療費が特徴的です。先進的な治療法や薬剤が登場する一方で、その多くは高額であり、患者の経済的負担を大きくしています。特に軽症と診断された患者は、医療費助成の対象外となるケースが多いのが現実です。
この講演では、IBDにかかるお金の現状や、患者自身が経済的負担を軽減するために実践できることについての知識と具体的な対策を学びます。医療費助成の仕組みや、相談窓口利用の現状についても触れられ、参加者には有用な情報が伝えられます。
プログラムの紹介
講演
- - 時間: 14:00-14:40
- - 内容: 講師として、チクバ外科・胃腸科・肛門科病院の木曽愛唯美先生が「IBDとお金のこと」というテーマで講演してくださいます。木曽先生は、長年にわたりIBD患者の支援に取り組んでおり、患者が直面する経済的課題について多くの経験を持っています。
ディスカッション
- - 時間: 14:40-15:10
- - 内容: 木曽先生とIBD患者2名によるディスカッションが行われます。ここでは、自己負担を減らすための具体的なヒントが共有され、参加者はリアルな患者体験に基づいた情報を得ることができます。
参加方法
本講演はオンラインで行われ、参加は無料です。ただし、事前の申し込みが必要となります。申し込みは以下のWEBフォームから行ってください。
申込フォームはこちら
また、講演に関する問い合わせは株式会社グッテの担当者までご連絡ください。
メールアドレス:
[email protected]
講師の紹介
木曽愛唯美先生は、チクバ外科・胃腸科・肛門科病院の医事課に勤務されており、普段は医療事務業務の他、難病申請の支援を行っています。患者さんからの相談を受けることも多く、日々患者の立場に立ったサポートを心がけている信頼できる存在です。
この機会に、IBDの患者であり、治療と生活の両立にお金の面でも悩んでいる方々はぜひご参加いただき、情報を得て、自身の状況を改善するきっかけとしてほしいと思います。