吉野家ホールディングスが展開する新ラーメン店、「煌面ノ屋」上海にオープン

吉野家の新たな冒険、上海にラーメン店「煌面ノ屋」をオープン

株式会社吉野家ホールディングスが展開する新ブランド「煌面ノ屋」が、世間の注目を浴びる中、2023年11月13日、中国・上海に海外初となる店舗をオープンしました。この新たな試みは、京都の「キラメキノ未来株式会社」が中心となり、吉野家のネットワークと知識を駆使して実現したものです。

海外出店への挑戦

新店舗「煌面ノ屋上海南京東路歩行街店」は、上海の中心部に位置し、家族から一人客まで楽しめる空間が整っています。日本の居心地をそのまま引き継ぎ、テーブル席やカウンター席を備えているのが特徴です。鮮やかな青のブランドカラーやロゴデザインは、日本の店舗と同様に、鶏のイラストをあしらったものとなっています。これにより、「キラメキノトリ」が京都発の鶏ラーメンブランドであることを強調しています。

特別な製麺技術

このラーメン店が使用する麺は、現地生産の小麦を使用しており、独自に開発された自家製麺です。噛むごとに感じられる小麦の香りと風味、さらにもちもちとした食感が特徴です。看板メニューには「煌鸡白汤拉面（鶏白湯ラーメン）」と「煌・京都拌面（台湾まぜそば）」があり、それぞれ39元と40元という価格設定は日本よりもリーズナブルです。さらに、唐揚げや豚カツなどのサイドメニューも豊富に揃っています。

高い品質を求めて

新店舗の運営は、吉野家（中国）投資有限公司が担っており、高品質を求めた店舗運営が行われています。事前に日本の「キラメキノ未来」で実務研修を受けた工場・店舗スタッフが日本同等の品質管理を実現させるために尽力しています。また、代表の久保田雅彦も現地に赴きながら指導を行い、細かい部分までチェックしています。