岡山大学の地域学習
2025-10-19 14:35:13

岡山大学が井原市で地域問題に挑む学生プログラムを実施

岡山大学が井原市で地域問題に挑む学生プログラムを実施



2025年9月24日から26日の3日間、岡山大学が井原市で全学共通科目「地域の未来デザイン(実践編)」を開講しました。このプログラムには、岡山大学から9名、他5大学から8名の学生が参加しました。目的は、人口減少といった中山間地域の問題を現場で学ぶことです。more>

フィールドワークの重要性



このプログラムは、井原市ひとづくり推進本部の協力を受けて毎年開催されており、実際の地域状況を体感する貴重な機会です。例年、岡山大学の吉川幸准教授が中心となり、地域問題意識を持つ学生たちが集まり、学び合います。初日は市の概況を井原市教育委員会の藤井剛参事から聞き、市の取り組みについて理解を深めました。また、聞き書き活動を通じて地域住民の叡智や考えを掘り下げて学びました。

聞き書きの実践



プログラムの二日目には、市民10人を対象に学生たちが実際に聞き書き活動を行い、その内容を交流会で共有しました。この活動により、学生たちは地域の特性や課題に対する新たな視点を得ることができました。また、夜には「レゴ®シリアスプレイ®」を使っての振り返り活動を通じて、気づきを言語化し、理解を深める機会も設けられました。

高校生との意見交換



三日目には、井原市長や教育長への表敬訪問を行った後、県立井原高校の生徒との意見交換会が実施されました。高校生たちは大学生から直接アドバイスを受け、地域の魅力についても活発に意見を交わしました。このような場を通して、学生たちは多様な視点を学び、地域の未来について考える力を育むことができました。

参加学生の感想



プログラムに参加した学生たちは、実際に地域を訪れ五感で感じることの重要性を実感し、「この地域で何ができるか、自分たちがどう貢献できるかを考えることが大切」という意識を持ったと伝えています。参加した学生からは「地元の人々の話を聞くことで、実際の地域の課題を肌で感じることができた」との声が寄せられました。

岡山大学の地域への貢献



岡山大学がこれからも地域の活性化に向けた取り組みを続け、学生たちが地域の問題を学ぶ機会を提供することで、地域社会とのつながりを深めていくことが期待されています。学生たちが培った経験は、地域への理解を深めるだけでなく、将来的な社会貢献にもつながることでしょう。

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岡山大学の取り組みは、地域社会と共に成長する姿勢を示しており、さらなる活動に注目が集まります。今後のプログラムにも多くの期待が寄せられることでしょう。


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