企業連携でさらに進化するLGBTQ+の理解
2025年10月15日(水)、ファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンは国際カミングアウトデーにアライ(ALLY)社員と共に、LGBTQ+理解を深めるイベントを開催します。このイベントは、LGBTQ+の当事者が安心して自分の性を表現できる社会を目指すための重要なステップとなります。
イベント概要
開催の日取りは2025年10月15日。会場はコカ・コーラ ボトラーズジャパンの本社で、特別講師として認定NPO法人ReBitの藥師実芳氏が招かれます。この講演では、LGBTQ+のカミングアウトや「SOGIハラ(性的指向や性自認に対するハラスメント)」についての知識が深まり、参加者は今後のアクションについて考えるきっかけを得ることができます。
ALY活動の背景
LGBTQ+コミュニティの認知向上を目指し、両社は「知る」から「動く+広める」というコンセプトのもと、2018年から協働してきました。これまでに、約2,600人以上の社員が参加したことからも、社会の多様性を大切にする姿勢が伺えます。今後は、社員一人一人が自らの意識を高め、日常的にLGBTQ+サポートを行えるようになることが期待されます。
講演から得る気づき
藥師実芳氏の講演では、実際のライフストーリーやSOGIハラの問題点について掘り下げられます。こうしたリアルな体験談を通じて、参加者は自分にできるアクションを明確にし、アライとしての行動宣言を行うでしょう。日常での言動やコミュニケーションにおいても小さなアクションが積み重なれば、大きな変化につながるはずです。
担当者の期待
コカ・コーラ ボトラーズジャパンの担当者は、この連携が多様な声を活かし、社員が自主的に考える機会になることを期待しています。またファミリーマート側も、自社のコーポレートメッセージ「あなたと、コンビに、ファミリーマート」に基づき、誰もが自分らしく活躍できる社会の実現に貢献したいと語っています。
ReBitの役割
ReBitは、LGBTQ+の権利向上を目的とし、2009年から教育、就労、福祉などの分野で活動を続けてきました。今回の企業同士の連携が、多くの企業にとってのインスピレーションになり、LGBTQ+理解の輪を広げるきっかけとなることを願っています。
参加者へのメッセージ
参加者は、このイベントを通じて得られた気づきやアイデアをもとに、具体的なアクションプランを作成し、自身の行動に移すことを促されます。これにより、インクルーシブな社会の実現に向けた一歩を起こす重要な機会となるでしょう。
今後のLGBTQ+に対する理解とアクションが、あなたの周りから広がっていくことを期待しています。変化は小さな一歩から始まります。ぜひこの機会に参加し、友人や家族とこのイベントの意義を共有してください。