エッスル氏 名誉博士
2025-12-20 18:15:19

岡山大学、エッスル財団創設者に名誉博士称号を授与!

岡山大学が名誉博士の称号を授与



2025年12月5日、岡山大学はエッスル財団の創設者であるマーティン・エッスル氏に名誉博士の称号を授与しました。この式典は、Junko Fukutake Hallで行われ、学長の那須保友がエッスル氏に名誉博士記を手渡しました。式には本学の教職員や学生、学外関係者も出席し、エッスル氏の功績を称賛しました。

エッスル氏はシェーマー・バウマックス・グループのCEOを務め、同社を中欧・東欧において大規模なホームセンター企業に育て上げました。この成功は、障害の有無や国籍を問わずに人々が共に働く企業文化の構築に寄与しており、彼は多くの受賞歴を持っています。

ゼロ・プロジェクトの設立



2008年、エッスル氏はエッスル財団を設立しました。特に障害者の権利とインクルージョンを重視した「ゼロ・プロジェクト」は、国連による障害者権利条約に基づき、全ての人々が平等に生活できる社会の実現を目指しています。このプロジェクトは国際的に広く認知され、多数の国と地域で活動を展開しています。

記念講演でのメッセージ



授与式の後、エッスル氏と岡山大学病院の片岡祐子准教授による記念講演も行われました。エッスル氏は「ゼロバリアの世界のために」というテーマで、自身の活動と日本の未来への期待について語りました。片岡准教授は、難聴者のためのコミュニケーション技術に関する開発を発表し、それぞれの視点から課題解決への意欲を示しました。

地域と国際社会との連携



エッスル氏の来訪は、岡山大学と地域企業との交流のきっかけともなりました。特に、岡山放送株式会社と株式会社両備システムズがゼロ・プロジェクト・アワード2024の受賞団体としてエッスル氏と意見交換を行いました。この交流を通じて、岡山大学は地域と国際社会との連携を一層強化し、社会的課題の解決に向けて取り組んでいく方針を改めて確認しました。

今後の活動への期待



エッスル氏の名誉博士称号授与を機に、岡山大学はゼロ・プロジェクトとの協力を通じて地域全体のウェルビーイングの向上に寄与することを誓っています。また、本学は今後も特色ある研究や地域社会との共育共創を進めていく計画です。皆様にぜひ応援していただきたいと思います。

岡山大学は引き続き、地域とともに歩む教育・研究をブラッシュアップし、多くの人々に希望を与える存在であり続けます。


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