家族で考えよう、防災の知恵を学ぶ『ぼうさいセブン』
2025年5月22日、家族みんなで防災について学ぶための新しい絵本が登場しました。それが、世界文化社が発行する『ぼうさいセブン』です。この絵本は、子どもたちに地震が発生した際にどのように行動すべきか、またどのように備えておくべきかを分かりやすく伝えてくれます。
セブンが教えてくれる防災の基本
物語は、ある日空からやってきたキャラクター「セブン」が主役です。セブンは子どもたちに、「地震が起きたらどうするのか?」や「どう備えるべきか?」といった質問を投げかけ、楽しいお話の中で防災について教えてくれます。特に、地震が発生したときにまず行うべき行動、つまり「危険な場所から離れること」を強調します。
また、巻末には防災クイズがあり、楽しみながら学ぶことができます。クイズを通じて、子どもたちが実際に自分の周りを見渡し、危険を察知する力を養うことができるのです。
外出時の安全確保
地震の発生は、いつ、どこで起こるか分からないものです。特に、外にいるときに地震が起きた場合、どのように行動すべきかを考えます。セブンは、子どもたちに外にいるときには、まず危険なブロック塀から離れることが重要であると教えてくれます。ひび割れや傾きのあるブロック塀についても具体的な例が挙げられ、周囲の安全を確認する良いきっかけになります。
家族で防災グッズの点検
本書では、家族全員が防災グッズを確認することの重要性も強調しています。細かく描かれたイラストを通じて、食品や水、その他の防災用品について考える楽しさを伝えます。例えば、保存食を実際に食べてみることや、子どもたちのおもちゃも備えておく点など、さまざまな気づきが得られます。
著者とイラストレーターの紹介
本書を手がけたのは、絵本作家のもとしたいづみ。彼女は400冊以上もの著作を持ち、有名な子ども向け絵本の形で多くの賞も受賞しています。また、イラストを担当したふくだいわおも、数々の絵本で受賞歴があり、力強いビジュアルで子どもたちの心をつかみます。監修には、アウトドア防災ガイドとして活躍するあんどうりすが名を連ねており、実際の防災知識が盛り込まれています。
まとめ
『ぼうさいセブン』は、ただの絵本ではなく、家族が一緒に防災を考えるための大切な教材です。子どもたちとともに防災について楽しく学ぶきっかけを提供してくれます。定価は1,650円(税込)で、A4変型で全24ページの内容となっています。今後の家族の安全を守るため、この絵本を読み込んでみてはいかがでしょうか。
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