大阪・関西万博で学校制服のハギレを活用したエコフラワープロジェクトが発表されました

大阪・関西万博でのエコフラワープロジェクト

2025年4月中旬、大阪・関西万博のフューチャーライフヴィレッジにおいて、カンコー学生服が主催する「エコフラワープロジェクト」が展示され、ステージ発表が行われました。このプロジェクトは、学校制服の余り生地を利用してオリジナルの「エコフラワー」を作成し、持続可能な社会を実現するためのSDGs（持続可能な開発目標）への貢献を目指すものです。

エコフラワープロジェクトの概要と目的

エコフラワープロジェクトは、制服の余り生地を利用したオリジナルのグッズ作成を通じて、廃棄物を減らし、アップサイクルを推進します。これにより、子どもたちがSDGsや地球環境について学ぶきっかけを提供し、未来を見据えた教育への参加を促進することが目的です。また、全国の小中高等学校が参加し、エコフラワーの制作による学びの場が拡がっています。

プロジェクトの詳細

このプロジェクトは、SDGsの目標の一つである「質の高い教育の提供」や「企業の廃棄資材の有効活用」に寄与しています。大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」プログラムの一環として、エコフラワープロジェクトは学校に対して無償でエコフラワーの作成教材を提供し、参与校での実践を促進しています。

展示ブースでは、エコフラワーのアレンジを施した学校作品や、日本の伝統的な制服であるセーラー服と現行のブレザー風の制服の展示などが行われ、1,000人以上の来場者を魅了しました。特に「エコフラワードレス」や「エコフラワー帽子」は、大好評を博しました。ステージ発表では、参加校を代表して、近畿大学附属高等学校や桃山学院中学校、光ヶ丘女子高等学校の生徒たちが自らの活動成果を発表しました。