セブン‐イレブンのスムージーが受賞
2023年11月、セブン‐イレブン・ジャパンの「セブンカフェ スムージー」が、食品業界の権威ある賞「第55回 食品産業技術功労賞」の商品・技術部門において受賞しました。これにより、セブン‐イレブンが持つ独自の取り組みが評価され、多くの消費者にその魅力が伝わることとなります。
セブンカフェ スムージーの魅力
「セブンカフェ スムージー」は、2023年3月に本格的に展開を開始。以来、累計販売数が2億4,000万杯を超え、消費者の心を掴んでいます。特に人気を集めているのが「グリーンスムージー」です。このスムージーは、通常活用されないブロッコリーの茎を取り入れることで、フードロスの削減にも貢献しています。さらに、急速凍結されたケールや人参のピューレ、パイナップルの風味が融合し、飲みやすくて栄養価も高い一杯に仕上げられています。
その他、「ベリーベリーヨーグルトスムージー」や「いちごバナナソイスムージー」もラインナップに加わり、どれも手軽に野菜や果物を摂取できるという魅力があります。
- - グリーンスムージー:国産ケールを20g以上使用し、自然な甘みと爽やかな酸味が特長。
- - ベリーベリーヨーグルトスムージー:ストロベリーとブルーベリーを使用し、はちみつの甘みが広がる味わい。
- - いちごバナナソイスムージー:国産大豆の豆乳を使用し、優しい口当たりが魅力。
開発の背景
「セブンカフェ スムージー」の開発は、顧客の健康志向が高まる中、2015年からスタートしました。家庭でスムージーを作るには手間がかかり、専門店の数も限られているため、手軽に高品質なスムージーを提供したいという想いから始まりました。
初期は冷蔵商品としてテスト販売を行ったものの、摩擦熱が品質に影響することが判明。その結果、冷凍技術を用いた商品に転換することとなりました。スムージーのすべての素材をアイスキューブに加工し、厳格な温度管理を行うことで、最大限の品質を保持しています。店頭では、特注のマシンを使い、スムージーが最も美味しいと感じられる温度で提供されています。
今後も、「セブンカフェ スムージー」は素材の良さを活かし、消費者に本物の味わいを提供し続けるでしょう。
食品産業技術功労賞とは
食品産業技術功労賞は、日本の食品業界で大きな貢献を果たした企業や個人を表彰するアワードです。1971年に設立され、毎年選考委員によって選ばれます。セブン‐イレブンが受賞したのは今回が初めてであり、今後の取り組みにも期待が寄せられます。これからも、我々が楽しむ食品の進化が続いていくことを願っています。