岡山大学と関西高校の連携が生んだ英語スピーチ授業
2026年2月8日、岡山大学は関西高等学校にて生成AIを活用した英語スピーチの出前授業を実施しました。この授業は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「EDGE-PRIME Initiative」の一環で、これまでに倉敷青陵高等学校や岡山学芸館高等学校でも行われており、今回が3回目となります。
この日、岡山大学データサイエンス部からの学生たちが講師となり、高校生たちに対して生成AIを利用した英語スピーチの技法を教えました。授業は「自己理解」「未来志向」「課題発見」「価値観」といったテーマに基づいており、生徒たちは小グループに分かれて討論し、自分の意見を英語で表現するためのトレーニングを受けました。
生成AIを活用することにより、参加者たちはアイデアを整理し、表現をより深めることができました。この取り組みは、単なる情報収集ではなく、自身の考えを発表するための実践的な学びを提供するものです。各グループを回るDS部の学生たちは、生徒の意見を引き出しながら、英語表現やスピーチ構成に関する具体的なアドバイスを行い、自信を持ってスピーチを完成させる手助けをしました。
生徒たちは「英語は難しいと思っていたが、生成AIを使うことで挑戦しやすくなった」と語り、中には「自分の考えを英語で伝える楽しさを感じた」という声も上がりました。授業に対する積極的な参加が印象的でした。講師を務めたグローバル・ディスカバリー・プログラム2年の朝倉愛莉さんは、「生成AIを活用することで、自己の考えを整理しやすく、英語で発表できたことが大きな成果です。英語を実際に使うことで、世界が広がることを感じてもらえたのではないかと思います」と締めくくりました。
「EDGE-PRIME Initiative」では、今後も県内の高校との連携を強化し、生成AIなどの技術を用いた実践的な学びの場を増やしていく方針です。この取り組みは、大学生が高校生と共に学び合う機会を広げることを目指しています。
岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、持続可能な社会を目指し、SDGsの実現に向けた取り組みを進めています。さまざまな分野においてレベルアップを図り、地域社会との連携を一層深めていくことが期待されています。
これからも岡山大学の新たな取り組みに注目が集まります。最新の教育手法を取り入れたこの出前授業は、次世代を担う若者の可能性を広げる重要なステップと言えるでしょう。