片腕で開業!
2025-06-02 11:01:26

事故を乗り越えて夢のベーカリー開業を果たした青年の物語

事故を乗り越えて夢のベーカリー開業を果たした青年の物語



2025年4月6日、千葉県大網白里市に新しいベーカリー『ベーカリーPINE』がオープンしました。この開業の裏には、事故で片腕を失った青年松丸延広さんと、彼の夢を全力で支援した株式会社おかやま工房(リエゾンプロジェクト)の取り組みがありました。

リエゾンプロジェクトとは


おかやま工房が展開するリエゾンプロジェクトでは、様々な背景を持つ人々へのベーカリー開業支援を行ってきました。これまでに国内外で約300店舗以上の開業を支援し、特に困難を抱えた方々の夢を実現することに力を入れています。松丸さんもその一人。2024年の秋、夢を持つ彼から開業の相談が寄せられ、プロジェクトが始まりました。

松丸さんの挑戦


松丸さんは事故によって右腕を失ったものの、「パン屋をやりたい」という強い思いを抱き続けていました。彼は趣味でパン作りを続け、片腕でも製パンに取り組む方法を模索してきました。リエゾンプロジェクトでは、これらの松丸さんの経験を尊重しつつ、専門的な知識を活かして支援することを決意。社長の河上氏が中心となり、学びながら安全かつ効率的に作業ができる方法を探っていきました。

実践的なサポート


研修期間中、専属トレーナーのもとで、片手での作業に特化した道具やテクニックを検証しました。生地の分割や成形には専用のガイドや台を用意し、フィリングを扱うために適切なサイズのボウルにこだわりました。河上社長自身も松丸さんと一緒に現場で作業を行い、防具や調理動線のアイデアを提案するなど、細やかな調整を行いました。

大成功のオープン


そして、ついに迎えた2025年4月6日。オープン初日には、松丸さんが150個の販売を目指していたところ、なんと450個を制作するという大成功を収めました。オープン前は不安を口にしていた松丸さんですが、実際に多くの客が集まり、400個以上のパンが売れました。この成功は松丸さんにとっての大きな自信となりました。

メディアでの取り上げ


『news every.』では、松丸さんの開業への道のりが密着取材として全国に放送され、彼の挑戦は多くの人々に感動を与えました。開業の夜、松丸さんが「パン屋をやって本当に良かった」と語る姿は、彼の努力と夢の実現を物語っています。

未来に向けたメッセージ


松丸さんは自分の体験を通じて「自分のような人でも、やればできるということを伝えたい」との思いを抱いています。リエゾンプロジェクトは、これからも身体に障がいのある方々のためだけではなく、あらゆる状況においてパン屋開業への不安を解消する支援を続けていきたいと考えています。このように、一人ひとりの夢をかなえるため、取り組みを続けていくことが大切です。

ベーカリーPINEの詳細


『ベーカリーPINE』は、千葉県大網白里市北今泉923-23にあり、営業時間は10:00 – 16:00で、営業日は日曜日・水曜日・金曜日です。ぜひ訪れて、松丸さんの思いが詰まったパンをお楽しみください!

おかやま工房について


おかやま工房は、パン作りから店舗経営まで一貫したコンサルティングを提供しており、全国で「パン屋をはじめたい」という夢を持つ方々をサポートしています。私たちの取り組みは、多くの人々の夢を支え、実現するために存在しています。


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