児島アートプロジェクト第二弾『Gパンだ総選挙』結果発表
岡山県倉敷市児島で行われた『アップサイクルファッショニスタ★Gパンだ総選挙』の結果が、このほど発表されました。このプロジェクトは、児島のイメージキャラクター「Gパンだ」をモチーフに、地域の観光スポットとアップサイクルされた衣装のデザインに対して投票を行うという内容です。約2,364人の参加者から寄せられた7,443票をベースに、TOP10の人気スポットが選ばれました。
この取り組みは、カンコー学生服株式会社の主催で行われ、「繊維のまち」として知られる岡山県倉敷市児島を舞台にしています。児島の地域資源を活用したアートプロジェクトは、地域活性化を促進し、特に地元の子供たちに多くの学びの機会を提供することを目指しています。
Gパンだ総選挙とは?
この総選挙では、児島にある観光スポットやレジャー施設をイメージした「Gパンだ」の衣装がデザインされ、参加者は自分の「推し」のスポットに投票できる仕組みでした。衣装は、地域の繊維企業の廃材生地を使用してアップサイクルされたもので、デニム、帆布、学生服などを使ったものが特徴的です。
主な投票内容としては、実際に訪問したことがあるスポットや、これから行ってみたいスポットに対する評価が含まれていました。その結果、見事に選ばれたTOP10は、観光スポットの魅力を最大限に引き出したデザインとなっています。
TOP10の結果
1位には、倉敷帆布 本店が602票を獲得しました。デニムのジーンズとピンク色のショルダーバッグのコーディネートが評価されたようです。以下、各順位と特徴を簡潔にご紹介します。
- - 2位:ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランド(581票)
デザインはブラジルの国旗カラーを使ったカーニバル衣装。
学校制服をイメージしたブレザーとスカートが見どころ。
- - 4位:シーサイドファームなんば牧場アイス屋さん(380票)
デニムワンピースとアイスクリームを持つデザイン。
- - 5位:ベティスミス ジーンズミュージアム&ヴィレッジ(370票)
デニムと畳縁を使ったスタイル。
菅原道真公をイメージした衣装。
ジャンパースカートの伝統的なデザイン。
シンプルなデニムスカートのコーディネート。
児島の特産物の蛸をテーマにしたデザイン。
ボートレースをテーマにした衣装。
このキャンペーンを通じて、岡山県の文化や歴史が広く知られるきっかけになればと願っています。
Gパンだとは?
「Gパンだ」は、岡山県児島市の名物、国産ジーンズにヒントを得たキャラクターで、可愛らしいデザインが特徴です。彼の衣装には、地元の豊かな繊維文化への思いも込められています。地域の企業や観光協会と連携し、このプロジェクトは地域の魅力を発信し続けています。
SDGsとのつながり
このプロジェクトでは、廃材を有効活用し、未来を考えたクリエイティブな取り組みとして環境問題にも配慮しています。特に、制服の余り生地を用いた「エコフラワー」プロジェクトは、SDGsを意識した活動の一端を担うものです。教育現場との連携を通じ、地域の未来を担う子供たちに、持続可能な社会について考えるきっかけを提供しています。
まとめ
児島アートプロジェクトの『Gパンだ総選挙』は、地域資源を活用した新しい形の観光促進活動です。「Gパンだ」を通じて岡山県の魅力を再発見する機会となり、今後もこうした取り組みが広がりを見せることでしょう。地域の未来に向けたこのようなプロジェクトに、ご注目ください!