岡山工場で中学生が学ぶ職場体験の魅力
業務用冷凍冷蔵庫や製氷機を製造するフクシマガリレイ岡山工場で、勝央中学校2年生の生徒が職場体験学習を行いました。この取り組みは地域の若者育成を目的としており、12回目を迎えました。
この職場体験に参加した生徒たちは、工場内での実務を直に体感することができました。心身の成長が著しい中学2年生にとって、働くことへの関心が高まるこの時期に、実際の製造現場での作業体験ができたことは貴重な経験となったことでしょう。
生徒たちは、期間中に業務用冷凍冷蔵庫の部品組立など様々な作業に取り組みました。社員と一緒に作業を行うことで、働くことの意義や責任感を肌で感じていました。この経験を通じて、彼らは自分たちの将来について深く考える機会を得たようです。
岡山工場では、地域の若者が活躍できる環境作りとともに、職場体験の受け入れを継続的に行うことに努めています。これにより、社会貢献活動にも力を入れ、地域とのつながりを大切にしています。
勝央中学校では、「生きる力」の育成を目指し総合的な学習の時間に職場体験を取り入れています。生徒たちには、働くこと自体の喜びや厳しさ、さらには社会人としてのマナーを学んでもらうことを重視しています。岡山工場は2012年からこの取り組みに協力し続け、地域、家庭、学校が一体となって子供たちを育てていく姿勢を大切にしています。
工場担当者は、「生徒たちは初めての環境にもかかわらず、非常に真剣かつ意欲的に取り組んでくれました」とコメント。また、小学生の頃に工場見学を経験し、興味を持って参加した生徒の姿を見て嬉しく感じたと話しています。
これからもフクシマガリレイは地域社会とのコミュニケーションを重視し、将来的に自社で働きたいと思ってもらえるような取り組みを続けていく方針です。
職場体験の様子
生徒たちは、製氷機や冷蔵庫の部品組立の様子を実際に体験しました。作業は真剣そのもので、協力しながら進めていく姿は印象的でした。彼らの未来への第一歩となることを願います。
フクシマガリレイ株式会社岡山工場概要
- - 所在地: 岡山県勝田郡勝央町太平台34-1
- - 生産品目: 業務用冷凍冷蔵庫、製氷機、厨房機器など
フクシマガリレイは業務用冷凍冷蔵庫の製造やメンテナンスを手掛けており、その品質の高さが評価されています。今後も地域に根ざした活動を展開しながら、次世代の人材育成に貢献していくことでしょう。