名古屋で循環型経済を推進
2026-04-11 20:21:31

岡山発の環境ベンチャー「次の灯」、名古屋拠点が稼働し全国へ拡大

岡山発の環境ベンチャー「次の灯」が名古屋拠点を稼働



次の灯株式会社は、岡山県岡山市を本社とし、自動車部品のリサイクルを手掛ける環境ベンチャーです。2026年4月に名古屋拠点を開設し、全国の取引先へのサービスを強化しています。これは、商用車の廃棄部品から希少金属を回収し、持続可能な循環型社会の実現を目指す取り組みの一環です。

環境保護と産業廃棄物の資源化


「次の灯」は商用車のDPF(ディーゼル微粒子フィルター)やSCR(選択的触媒還元)触媒を収集し、再生処理を行うことにより、希少金属を回収するモデルを展開しています。伝統的な産業構造が廃棄を前提としていたのに対し、彼らのアプローチは「再生」を中心に据えています。この活動は、カーボンニュートラル2050達成に向けた重要な一歩ともいえます。

廃棄物処理の新しい選択肢


これまで、日本国内での商用車部品の再生は技術的な難しさとコストがネックとなり、メンテナンス後の部品は数多くが廃棄されてきました。その結果、国内における希少金属の流出や環境への負担が増大するという問題が生じています。しかし、次の灯はこの構造を変えようとしています。

名古屋拠点の意義


名古屋拠点の設立は、取引先とのリードタイムを大幅に削減し、効率的な物流を実現するためのものです。名古屋は日本の物流の中心に位置しており、高いコストパフォーマンスで全国の顧客への迅速な出荷が可能です。加えて、名古屋拠点は営業の強化にも寄与しており、新たな取引先の開拓が期待されています。

リサイクルバイヤーモデル


次の灯が取り入れた「リサイクルバイヤー」モデルにより、廃棄部品が新たな経済価値を生み出すことができます。全国の整備工場から使用済み部品を直接買い取り、自社工場での再生処理を行います。これにより、リビルト品としての再流通と希少金属の回収という二つの目的が達成されるのです。

経済成長と持続可能な社会へ


設立から7期目にして、次の灯の売上は14.5倍に達しています。また、取引社数は5,000社を超え、高いリピート率を誇ることからも、事業が安定的に成長していることが伺えます。これにより、累計で1,783トンのCO₂削減に成功しています。

国際市場への展開


名古屋拠点は国内だけでなく、国際市場への進出も視野に入れています。中期的な目標として、2031年には売上100億円を達成する計画が掲げられています。リサイクルした希少金属は国際市場で取引されるものであり、ASEAN諸国でも需要が高まっています。

未来を見据えたビジョン


次の灯のビジョンは、廃棄と再生の選択の場を提案し、循環型社会を実現することです。地元岡山から生まれたこのビジネスモデルは、日本全国、さらには国際市場へと広がりを見せ、持続可能な社会の構築に貢献しています。これからも、「次の灯」はその歩みを止めず、地球環境の保護に力を入れていくでしょう。


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