「お宝米」の鮮烈デビューと地域貢献への想い
岡山市に店舗を構える「ジュエリーショップ エタニティー」が、2025年11月5日に開催された「岡山県展示大商談会~魅力ある食の祭典~」に初めて出展し、同社が企画・販売する体験型フードギフト「お宝米」が、なんと100個が即完売するという快挙を達成しました。
この展示会はBtoB商談を中心とした食品イベントで、多くの企業が参加。結果的に130社が出展し、賑わいを見せましたが、その中でも「お宝米」は特に注目を集めました。バタめし専用のお米に本物の宝石が封入されているという、ユニークなコンセプトが来場者の心を捉えたのです。
来場者からは「泣けてくるなぁ」といった反響もあり、コミュニケーションの議論が展開されました。結果として、大手EC企業や海外バイヤーからの販売オファーが相次いで寄せられ、出展は大成功を収めたといえるでしょう。
「お宝米」の誕生背景
「お宝米」の背後には、深い思いが込められています。40代の代表、高塚氏は、「原点回帰の一杯」を通じて、自身の感性を取り戻したいとの想いから、このお米の企画を立ち上げました。
子ども時代、親の目を盗んでこっそり食べた「バタめし」の思い出。それをもう一度、心から楽しめるお米として世に出すことが目的でした。封入された宝石は、「あなた自身の輝き」を象徴するもので、お米を通じて人々がかつてのように心を満たす瞬間を思い出すことを願っているのです。
さらに、この商品は地域の参加を得て、地域貢献の側面も兼ね備えています。岡山県新見市の大佐では、地元の有志が袋詰め作業に参加し、地域全体で一緒に育てるプロジェクトに発展しています。
地域貢献への展望
高塚氏は代表として、一流宝石商としての経験を活かし、クラウドファンディングを通じた子ども食堂支援プロジェクトを進めています。具体的には、2024年春までに岡山県内の109カ所の子ども食堂に「お宝米」を贈ることを目指しています。田舎で育った彼自身が、子どもたちに心の原点となる体験を提供したいという強い思いが根底に流れているのです。
「お宝米」商品の詳細
- - 商品名: お宝米(バタめし専用)
- - 価格: 500円(税別)
- - 内容量: 1.5合(標準225g)
- - 原料玄米: 岡山県新見市産コシヒカリ100%
- - 発売日: 2025年9月10日
- - 販売場所: 公式オンラインショップ、道の駅 醍醐の里、下湯原温泉ひまわり館
特徴
- - お米の中に本物の宝石1石(全30種よりランダム)を封入
- - 付属スコップで“宝探し体験”を楽しめる
- - 10個集めると高級ルースケースと交換
- - 新見市大佐で育った特別栽培米を使用
- - 現役宝石商が一粒ずつ目利きし、“バタめし専用米”へ選別
まとめ
「お宝米」は美味しさだけでなく、心のつながりを感じさせる商品です。地域の人々と共に育て上げたこのフードギフトが、全国に展開されることを期待し、「食と想いを感性でつなぐ輪」が広がることを望んでいます。今後もジュエリーショップ エタニティーの挑戦から目が離せません。