JR西日本ホテルズが誇る料理コンテストで4名が入賞!
2025年8月21日、後藤学園武蔵野調理師専門学校で行われた「第21回 JRホテルグループ料理コンテスト」で、JR西日本ホテルズから出場した選手たちが大いに活躍しました。このコンテストは、JRホテルグループ内の調理部門に所属する40歳以下の社員を対象に毎年開催されるもので、今年のテーマは『プロヴァンス風オリジナル西洋料理』。主材料には仔羊が指定されており、全国から選りすぐりの若手シェフたちが集まり、それぞれの技術とアイデアがぶつかり合う熱戦が繰り広げられました。
コンテストには、18名の選手が参加し、料理の出来栄えを競いました。総料理長など8名による技術審査、さらには特別顧問や名誉理事らによる試食審査が行われ、各選手は自分たちの創意工夫を反映させた料理を披露しました。
栄耀栄華の結果
コンテストの結果、JR西日本ホテルズからは田中新悟さん(ホテルグランヴィア京都)が見事に優勝、酒井誠友さん(THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection)が準優勝に輝きました。また、勝本陸来さん(ホテルグランヴィア大阪)が5位入賞、そして錦織隼さん(ホテルグランヴィア岡山)がデザイン賞を受賞という素晴らしい成果がありました。
優勝者の声
田中新悟さんは優勝作「仔羊のロースト ジュダニョーとミントのオイル」について、「テーマから連想されるものや、南仏の香りを感じさせる一皿を目指しました」と語る一方で、部門長からのアドバイスが大きな成長に繋がったと述べました。試作時の苦労が実を結び、料理への情熱を感じさせます。
準優勝者の意気込み
酒井誠友さんは「仔羊とフォアグラのパイ包み焼き仔羊のジュとラベンダーの香り」を発表。「サポートしてくれたチームのおかげで準優勝を取ることができた」と感謝の気持ちを表しつつ、日々の業務の重要性を強く感じたと振り返ります。
5位入賞への道
勝本陸来さんは「仔羊のプロヴァンス風 ポテトとチョリソーのカリソンと夏野菜のティアン」の料理で審査員を魅了。「お客様を想って料理を提供した」と、その情熱が結果に繋がったことを喜びました。
デザイン賞を目指して
錦織隼さんはデザイン賞を受賞し、自ら一皿を作り上げる経験がいかに難しいかを実感。「アドバイスをくださったシェフや先輩に感謝したい。さらなる向上を目指して頑張ります」と次なる挑戦を誓いました。
JR西日本ホテルズの取り組み
JR西日本ホテルズでは、地域との協力を通じて「食のディスティネーションホテル」を目指しています。若手シェフたちのスキル向上を目的としたさまざまなコンテストに参加し、日々の研鑽を続けています。また、質の高い料理を提供することで、お客様に安心して楽しんでいただける旅の基点を構築しています。
未来への展望
JR西日本ホテルズは、現在5ブランド、13ホテルを展開し、地域と共にお客様を魅了するサービスを提供することを大切にしています。今後も世界に誇れる味と体験を創出し続け、若手の料理人たちが持つポテンシャルを引き出していくことに力を入れています。美味しい料理と共に地域の魅力を発信し、お客様一人ひとり豊かなひとときを提供することを目指して、これからの活動に期待が寄せられています。