岡山発のカスタムアパレル、paintoryが法人向けサービスを拡充
岡山県津山市を拠点とする株式会社paintoryが、東京都品川区のfreee株式会社に対して法人向けのカスタムアパレルサービスを開始しました。この提携によって、freeeは公式「Swag®︎」オンラインストアを通じ、社員やパートナー、一般顧客を対象に、1点からの受注生産が可能となりました。
カスタムアパレルの新たな形
paintoryが展開する「paintory.com」は、個人向けにファッションブランドクオリティのカスタムアパレルを低リスクで提供するプラットフォームです。この取り組みは、全ての人々の自己実現を支援することを目指しており、個人が自分の好みに合わせたアイテムを手軽に制作できる場を提供しています。
さらに、法人向けにも2024年4月から新たなサービスが開始され、企業のブランド企画から商品企画まで一貫した支援を行います。提供ボディの種類は数万種にも及び、細かいカスタマイズが可能です。また、既存の外部ECサイトとのAPI連携も実現しており、スムーズに業務を進めることができます。
freeeとの協力による新たなビジョン
freeeは、スモールビジネスを活性化するために、経営の「自由」を提供することをブランドコアとしています。この度の提携により、freeeの公式オリジナルグッズやカスタムアパレルを1点から受注できるシステムが構築されました。これにより、社員からの再販希望が多かったオリジナルパーカーを復刻することも可能に。
充実したアイテムラインナップと機能
2025年6月からは、「Swag®︎」オンラインストアがスタートし、すでに23種類のアイテムが利用可能です。タンブラーやアクセサリーケース、ランチバッグなど、日常生活で使いやすい商品が揃い、ユーザーからのニーズに応えています。さらに、新たに4種類のアイテムが加わる予定で、今後もラインナップの拡充が期待されています。これにより、在庫リスクを抱えることなく、必要な数だけを生産することが可能となります。
描かれる未来
paintoryは環境意識の高まりとともに、大量生産から脱却し、必要な時に必要な商品を生産することで、持続可能なビジネスモデルを実現しようとしています。また、高品質なカスタムアパレルをオンラインで手軽に提供することで、顧客の利便性を高めていくことを目指しています。
今後もpaintoryは、さらなるサービスの強化と機能の充実を図り、D2Cのカスタムアパレルの普及に努めていくことでしょう。公式「Swag®︎」オンラインストアは、ユーザーにとって利用しやすいシステムを提供し、革新的なアパレルビジネスの未来を切り開いていくことを期待しています。
この新たな取り組みが、岡山の地から全国へと広がり、人々のライフスタイルに彩りを加える存在になることを願います。