岡山大学の海外学修プログラム「OU-TACT」
国立大学法人岡山大学の大学院環境生命自然科学研究科は、2025年11月に台湾の台北市で「OU-TACT」という海外学修プログラムを開催しました。このプログラムには、博士前期課程の学生10名が参加し、国際的な視野を広げる貴重な機会が提供されました。
プログラムの概要
「OU-TACT」は、岡山大学と国立台湾師範大学との連携により企画されており、学生が多様な経験を通じて国際性や学際性を深めることを目的としています。このプログラムは、文化体験や語学研修、企業訪問などを通じて、学生たちが台湾の最新の研究成果や技術を直接体験できる内容となっています。
特に今年度は、五感を活用した体験型学習が特徴的でした。国立台湾師範大学の「生命科学博物館」や、国立台湾大学の「地質標本館」や「植物標本館」、さらには半導体大手のTSMC(台積電)の「台積創新館」など、様々な施設を訪問し、実際に資料に触れる機会が設けられました。
充実した学びの内容
プログラム中、参加者たちはAIを活用したワークショップに参加し、プログラミングにより顔や手の認証機能を持つ電動カーを製作しました。このハンズオン体験は、技術に対する理解だけでなく、創造的な思考も育む良い機会です。
また、大学内での搾乳体験を通じて新鮮な牛乳を味わい、「鉄分が植物に与える影響」など、生物学的な知見も得ることができました。参加学生たちは、顕微鏡を使って熱心に観察し、活発な意見交換を行っている姿が印象的でした。
さらに、中国語や英語の講座を通じて実用的な言語スキルを磨き、伝統的な大道芸「ディアボロ」の体験や「故宮博物館」の見学、地域の「客家料理」を楽しむことで、文化や伝統についても多くを学びました。
多様な交流の場
プログラム中には、台湾の大学生や教員、研究者との交流も多くありました。異なるバックグラウンドを持つ人々と共同で課題に取り組む中で、生徒たちはコミュニケーションスキルを向上させ、友人関係を広げることもできました。様々な専門分野の学生が参加していることで、普段は接することのない研究の世界に触れることができ、視野を広げる貴重な経験となったようです。
この「OU-TACT」プログラムは、岡山大学のプロジェクト・マネージメント実習の一環として提供されており、参加することで学生たちが今後グローバルな舞台で活躍する一歩を踏み出す手助けを行っています。岡山大学は今後もこのような取り組みを続け、地域と世界の架け橋となることを目指しています。
プログラムは2024年度からも実施予定であり、多くの学生に国際的な経験を提供できることが期待されています。岡山大学のさらなる挑戦に注目していきたいですね。