岡山大学放射光Workshop
2025-11-09 23:23:24

岡山大学が放射光利用Workshopを開催!研究者間のネットワークが広がるイベント

岡山大学が放射光利用Workshopを開催!



2025年11月9日、岡山大学は「放射光利用連携Workshop」を主催し、津島キャンパス内の創立五十周年記念館にて現地とオンラインのハイブリッド形式で行われました。このイベントには、大学や研究機関、企業などから106名が参加し、放射光を活用する最先端の研究や技術の可能性が議論されました。

イベントの目的と背景


本Workshopは、放射光を利用した研究の促進と産学官の連携強化を目的としています。参加者は放射光施設を初めて利用する研究者や技術者が中心で、岡山大学が新たに始める放射光利用サポートサービスの紹介が行われました。これにより、さまざまな分野からの参加者が情報を交換し合う場となり、共同研究の機会が生まれることを期待されています。

講演内容とプログラム


イベントの冒頭では、岡山大学の佐藤法仁副理事(研究・産学共創担当)より趣旨説明があり、その後、SAGA-LSとの協定についても言及がありました。続いて第1部では、堀金和正サイテックコーディネーターが本学の放射光利用分析サポートサービスや、CFPOU(コアファシリティー)についてプレゼンテーションを行いました。そして、筒井智嗣研究員がSPring-8やNanoTerasuの装置を紹介し、廣沢一郎所長がSAGA-LSについての講演を行いました。

現場事例の共有


第2部では、異分野基礎科学研究所の沼本修孝准教授が岡山大学のクライオ電子顕微鏡と放射光施設を活用した研究について発表を行い、さらに中小企業の西原啓三部長、東北大学の日高將文助教がそれぞれの立場から放射光利用の重要性や課題について語りました。参加者は多岐にわたる事例を知ることができ、活発な意見交換を通じてネットワーキングも進みました。これにより、参加者同士の距離が縮まり、新たな共同研究の機会のひとつとなることが期待されています。

今後の展望


岡山大学としては、地域中核・特色ある研究大学としてさらなる研究・技術の普及と、産学官連携の深化に戦略的に取り組んでいく方針です。放射光を利用した先端分析技術は多岐にわたり、産業界との結びつきを強化することで、地域社会への貢献も可能になるでしょう。引き続き、このようなワークショップを通じて情報交換を行い、岡山大学と放射光施設との連携による未来の研究に期待が寄せられています。

お問い合わせ


岡山大学は、地域と地球の未来を共創する研究大学として、持続可能な開発目標(SDGs)の推進にも力を入れています。今後も、このような産学官連携の取り組みを通じて、地域の発展に寄与し続けるでしょう。

詳しい情報は岡山大学の公式サイトを参照してください。



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