地産地消の取り組みが評価されたセブン‐イレブンの新商品2点がFOOD SHIFTセレクション優秀賞を受賞

セブン‐イレブンがFOOD SHIFTセレクション2025優秀賞受賞

コンビニエンスストアの先駆者、セブン‐イレブン・ジャパンが、農林水産省のニッポンフードシフト表彰事業『FOOD SHIFTセレクション2025』にて優秀賞を受賞しました。受賞したのは、北海道函館市産の「真昆布」を使った『冷たい函館塩ラーメン(函館真昆布使用)』と、新潟県の伝統野菜「かぐら南蛮」を用いた『かぐら南蛮味噌おにぎり』の2品です。

地産地消への積極的な取り組み

セブン‐イレブンは、地元産の食材を活用し、地域の文化や農業を応援する活動を展開しています。近年、温暖化や生産者の高齢化に伴い、農林水産物の収穫が減少する問題が深刻化している中、セブン‐イレブンは積極的な取り組みを続けています。地域特有の食材を使用したオリジナルフードの開発と販売は、地産地消の重要性を広める手段として大きな役割を果たしています。

受賞商品の特徴

冷たい函館塩ラーメン

このラーメンは、北海道の豊かな海の資源を象徴する真昆布を使用しており、昆布の生息地を再生する「海とこんぶの森プロジェクト」を支援する意義があります。価格は560円（税込604.80円）で、北海道内での販売が行われています。この商品を通じて、消費者は地域の海産物を味わうだけでなく、その持続可能性の考え方も体感できるのです。

かぐら南蛮味噌おにぎり

一方で新潟県の『かぐら南蛮味噌おにぎり』は、148円（税込159.84円）で提供されていました。この商品は、生産者の高齢化や担い手不足という地域の課題を解決するため、生産者との連携や小学生との共同開発を通じて食文化への理解を深めることを目的としています。このような活動が評価され、受賞に至ったことは、地域の未来にとっても希望が見える瞬間と言えるでしょう。

持続可能な社会への道

セブン‐イレブンの取り組みは、単なる商品の提供にとどまらず、地域の生産者を応援し、共に育つ食文化を築くことに重きを置いています。今後も持続可能な社会の実現に向けて、地産地消の大切さを広めていくことを目指しています。

地域の食材を活かし、持続可能な未来を築くための努力は、私たち消費者にも多くのことを考えさせるきっかけを与えています。セブン‐イレブンが展開している地産地消のフレッシュフードは、地域を支えるだけでなく、私たちの日常に豊かさをもたらす重要な存在なのです。これからも、彼らの取り組みに注目していきたいと思います。