岡山大学の取り組み
2025-10-22 22:19:24

岡山大学が世界会議に向けて持続可能性をテーマにした討論をスタート

岡山大学が主催する世界会議に向けた取り組み



国立大学法人岡山大学は、持続可能な未来のための学びを再考することをテーマにした「第14回グローバルRCE会議」の準備を進めています。この会議は、2025年の10月21日から23日にかけて岡山市で開催される予定です。岡山大学の那須保友学長は、英国エクセター大学のRajani Naidoo副学長や南アフリカ共和国のステレンボッシュ大学のDarla Deardorff教授、ユネスコユースのIlan Envergaさん、岡山大学ユネスコチェア・ユースアンバサダーのSofia Bermudezさんなどの著名な研究者を招き、国際的な視点からのディスカッションを行いました。

RCE会議とは


RCE(Regional Centre of Expertise on Education for Sustainable Development)会議は、持続可能な開発に資する教育活動を進める地域の拠点が集まり、経験や成果を共有し、今後の方向性を協議する場です。次回の会議は、2025年に行われ、岡山大学が担当する分科会「Planetary-centered Universities at the Ethical Turn」では、SDGs以上の視点から人間と地球のウエルビーイングを促進する討論が期待されています。

表敬訪問での意義ある議論


10月20日、那須学長は、会議のために来日した登壇者たちを招いて表敬訪問を行い、それぞれの国における高等教育のあり方や、学生自治組織の役割について意見を交わしました。この訪問は、岡山大学が大学の統治、研究、教育課程、地域貢献においてサステイナビリティを組み込むための重要なステップとなり、国際的な共修の場としての役割を果たすことが期待されています。

多様な視点からの参加


国籍や専門分野の異なる彼らは、それぞれの立場から大学が持続可能性をどのように教育に組み込むべきか、またそれが地域とグローバルな変革にどのように影響を与えるかについて深い洞察を提供しました。これにより、岡山大学は国際的な場でのリーダーシップをより強固なものにしていくでしょう。

地域中核・特色ある研究大学としての役割


岡山大学は、2005年に設立されたRCE岡山を通じて、持続可能な開発のための教育を地域レベルで推進しており、今回の会議での議論もその一環として機能します。岡山大学の取り組みは、学生や地域住民にとっても大きな意味を持ち、社会全体の変革を促す重要な要素となるでしょう。

今後の期待


中核となる分科会の議論は、教育の在り方や大学の役割を変革し、持続可能な未来に向けた新たなビジョンを示すものと期待されています。地域社会もその議論に参加し、岡山大学とともに持続可能な社会を築いていくことが求められています。今後の岡山大学の活動にぜひご注目ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 RCE会議 持続可能性

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。