岡山の自然食ドッグフード「ドットわん」の新プロジェクト
岡山県の自然あふれる蒜山(ひるぜん)で、ドッグフードブランド「ドットわん」が新たな挑戦を始めます。このプロジェクトは、愛犬に美味しいおやつを届けると同時に、地域の酪農家を支援することを目的としています。クラウドファンディングサイト「READYFOR」にて、6月13日から8月11日までの期間、皆さまからの支援を募集します。
プロジェクトの概要
ドットわんが取り組むのは、「コスト面で人間用食材として活用が困難なオスのジャージー仔牛肉」を使用した愛犬用おやつの開発です。この肉は、通常の肉牛と比較して認知度が低く、酪農家にとっては重い経済的負担となっています。そのため、このプロジェクトでは、オスのジャージー仔牛肉を適正価格で仕入れ、おやつとして販売することで、酪農家の支援を目指しています。
過酷な現状
蒜山地域では、ジャージー牛が盛んに飼育されており、約1400頭が暮らしていますが、近年は経済的な厳しさが増しています。オスの仔牛は、肉牛として育てるのが難しく、経営にかかるコストが増大しています。これによってオス仔牛は、酪農家にとって悩みの種となっています。
このプロジェクトは、「#ドッグフードにできること」というキャンペーンの一環で、酪農家が抱える問題の認知を広めることも目的としています。生産者と消費者が手を取り合い、地域経済を活性化することを願っているのです。
クラウドファンディングの詳細
プロジェクトは6月13日よりスタートし、目標金額は100万円です。資金は、犬用おやつの開発・製造費に充てられ、リターンとして支援者にはこだわりの製品をお届けします。取り組みの中では、ジャージー仔牛肉を用いたおやつ「やわらか煮」や「手焼きせんべい」などが開発中です。これらは、保存料や添加物を使用せず、愛犬が安心して食べられるよう工夫されています。
製品の特徴
- - やわらか煮:丁寧に煮込まれた仔牛肉。肉汁たっぷりで、食欲がない時にもぴったり。
- - 手焼きせんべい:鉄板で薄焼きにした自然派せんべい。何も足さず、パリッとした食感が魅力です。
このプロジェクトが成功すれば、蒜山のオス仔牛肉の約700kgを有効活用することができる可能性もあるため、今後の展開がとても楽しみです。
会社情報
この素晴らしい取り組みを推進しているのが、株式会社ピュアボックスです。設立は2003年、ペット向け自然食の企画や製造を手掛けています。地域貢献を念頭に置いた企業として、多くの皆さまに愛される製品を届けていくことを目指しています。
お問い合わせやプロジェクトへの支援は、以下のリンクからご確認いただけます。
温かいご支援をお待ちしています!