鳥取市で開催される病気のある子どもたち支援研修会
2025年12月7日(日)、鳥取市役所本庁舎にて、『病気のある子どもたちを支援する多職種研修会』が開催されます。この研修会は、教育、医療、福祉分野の様々な専門家が集まり、病気のある子どもたちへの支援のあり方を共に考える貴重な機会です。主催は、岡山市に拠点を持つ認定NPO法人ポケットサポートで、鳥取市と共催で行われます。
研修会の背景と目的
近年、病気を抱える子どもたちに対する支援がより一層求められるようになっています。教育現場では、担任の先生や養護教諭が中心になり支援を行いますが、医療従事者や福祉関係者もその重要な役割を担います。しかし、現場ではそれぞれの分野での知識やスキルが求められ、専門家の連携が必要です。この研修会は、そうした連携を促進し、より良い支援の方法を探ることを目的としています。
開催概要
- - 日程: 2025年12月7日(日)13:00〜16:00
- - 場所: 鳥取市役所本庁舎市民交流センター2階多目的室1
- - 対象: 自立支援員、学校教員(担任・校長・養護教諭)、教育委員会、医療従事者、保健師、将来教育や医療に従事することを目指す高校生・大学生
- - 定員: 約30名
- - 申し込み: こちらから
- - 申込締切: 12月1日(月)
研修会のプログラム内容
この研修会は、参加者同士での交流を深めることも重視されています。そのため、以下のようなプログラムが用意されています。
- - つながる(60分): 参加者同士で自己紹介し、チームを形成します。
- - 寄り添う(40分): 学習や交流の場面での声掛けを実践するワークショップ。
- - 想像する(40分): 病気を抱える子どもたちの視点に立って考える時間を持ちます。
- - 支援する(30分): 各職種がどのように支援できるかを話し合います。
支援の必要性と今後の展望
ポケットサポートは、病気のある子どもたちが希望を持てるように、自らの目標に向かって学び、復学や自立を支援する活動を行っています。小児がんや心臓病など、多様な疾患と向き合う子どもたちのために、多職種が連携し合って支援する姿勢は、これからますます重要になるでしょう。
また、学校や医療の現場で活躍するためのスキルを学生たちが身につけることは、彼ら自身の成長にもつながります。この研修会は、将来を担う人材育成の一環としても大きな意味を持ちます。
この研修会への参加場面は、今後の支援の在り方を考える良い機会です。教育・医療・福祉の各分野の皆さまに向け、是非お誘い合わせの上ご参加いただきたいと思います。皆で一緒に、病気のある子どもたちに寄り添い、より良い未来を築くための一歩を踏み出しましょう。