冬の岡山で楽しむご当地グルメと温泉スポット特集
寒い季節がやってくると、心温まる美味しい料理や、豊かな自然の中でリラックスできる温泉が恋しくなります。岡山県はこの冬、様々なグルメや癒しの温泉が楽しめる場所です。今回は、冬ならではの岡山の魅力を余すところなくご紹介します。
岡山の冬グルメ
1. 津山の郷土料理「そずり鍋」
津山市に伝わる「そずり鍋」は、牛肉を使用したあっさりとした味わいの鍋料理です。津山の方言で「削る」を意味する「そずり」は、牛の骨から削ぎ落とした肉を使ったことから名づけられました。現在では、さまざまな部位を混ぜ合わせて使用します。この鍋は、店主自慢の醤油ベースの出汁に、ごぼうや豆腐、ニラを加え、ヘルシーな食材と共に煮込まれ、後口はさっぱりとしたお味に仕上げられています。牛肉を中心に、津山市ならではの良質な食材を味わえるこの一品は、冬の代表的な料理です。
同市の肉料理店では、この「そずり鍋」を楽しむことができますので、ぜひ訪れてみてください!
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2. 冬の味覚「牡蠣」
岡山の海域は、栄養豊富なプランクトンが多く育つため、美味しい牡蠣が育ちます。この地で養殖された牡蠣は、特に1月から3月が美味しさのピーク。備前市や瀬戸内市、浅口市、笠岡市などで育てられています。日生町では、名物の「カキオコ」という牡蠣を使ったお好み焼きが人気で、多くのお店が立ち並んでいます。「海の駅しおじ」では新鮮な海産物を楽しむこともでき、バーベキューで牡蠣を味わうことも可能です。残念ながら一部の時間帯では予約を停止中ですが、詳細は「道の駅しおじ」までお問い合わせください。
3. 「牛餅丼」
新庄村の特産品「ひめのもち」を使った牛餅丼は、牛丼のご飯をお餅に置き換えたユニークで美味しい一品。なめらかな餅に甘いおつゆが絡んで、冬の寒い時期にもぴったりの食事と言えるでしょう。
牛餅丼は「道の駅がいせんざくら新庄宿」で楽しむことができ、お土産としても購入可能です。
冬のフルーツ「晴苺」
岡山県はフルーツの名産地としても知られ、冬から春にかけては「晴苺」が楽しめます。晴苺は、甘くて濃厚な味わいが特徴で、特に冬の期間は多くの農園でいちご狩りが体験できます。例えば、岡山駅からアクセス良好な「かもめファーム」では、晴苺を含むさまざまな品種が楽しめる食べ放題が開催されています。
また、県下最大級の観光農園「農マル園芸吉備路農園」でも、豊富ないちごの品種が楽しめる他、直売所やカフェも充実しています。ここのだしを使用したスイーツも絶品です。
冬の癒し温泉「美作三湯」
岡山県北部には、久しぶりに訪れたくなるような温泉地「美作三湯」があります。特に「湯原温泉」では、川底から湧き出る天然の大露天風呂「砂湯」が有名で、24時間いつでも無料で入浴可能です。冬の厳しい寒さの中で温かい湯に浸かるひとときは至福そのもの。
「奥津温泉」では「美人の湯」としても知られ、多くの文人たちに愛されてきた静かな温泉地。最後に「湯郷温泉」は「鷺の湯」としても知られ、美肌効果があることで有名です。家族で楽しめるおもちゃに関連した施設もあり、三世代での訪問にも最適です。
これらの温泉地では、冬の景色を楽しみながら身も心もリフレッシュできます。寒い季節だからこそ楽しめる岡山の冬の魅力をしっかり堪能してください。心もお腹も満たされる素敵なおでかけを、岡山でお楽しみください!