パッシブハウス見学会
2025-11-07 08:11:20

地球温暖化に立ち向かう!日本全国で開催されるパッシブハウス見学会

パッシブハウスの魅力を体験するチャンス



2025年11月7日から9日の期間、全国各地で「国際パッシブハウスオープンデー」が開催されます。これは、一般社団法人パッシブハウス・ジャパン主催のイベントで、毎年世界各国で行われている見学会です。パッシブハウスとは、超省エネルギーを実現した建築物であり、その快適な住環境を体感できる貴重な機会が提供されます。

このイベントは、地球温暖化や自然災害が増加する中で、エネルギー消費量を減少させるための取り組みとして重要です。特に最近の日本では、局所的な豪雨や異常気象が頻発しています。これに対抗すべく、住宅分野でのエネルギー管理が一層求められています。そこで注目されるのがパッシブハウスです。

パッシブハウスとは



パッシブハウスは、1991年にドイツで確立された省エネ住宅の基準です。これに基づく住宅は、外部のエネルギーに頼らず、自然の力を利用して快適な室内環境を実現します。具体的には、年間冷暖房需要が15kWh/m2と非常に低く、一次エネルギー消費量も120kWh/m2に抑えられています。この低消費の背景には、高い気密性と断熱性があり、暖房や冷房に必要なエネルギーが大幅に削減されます。

見学会のプログラム



見学会では、全国14箇所のパッシブハウスを訪問することができ、実際の建物を見ながら、設計者や住まい手の話を聞くことができます。岡山県倉敷市にも、倉敷パッシブハウスとGMZパッシブハウスが参加しています。この機会に、パッシブハウスのメリットや実際の住み心地を体験してみてはいかがでしょうか。

また、参加は無料で、見学希望者は事前申し込みが必要です。お申し込みは、パッシブハウス・ジャパンの公式ウェブサイトから行えます。

未来につながる選択



昨今の国土交通白書によれば、地球温暖化は確実に進行しており、このままの状況ではさらなる気温上昇が懸念されています。そのため、私たちの住まい方やエネルギーの使い方を見直すことが急務です。パッシブハウスは、ただ単に省エネ性能が高いだけでなく、住まう人に健康や快適さをもたらす住宅として、大きなメリットがあります。この冬の温熱環境を実際に体感することで、エコライフへの意識が高まることでしょう。

ぜひ、全国で開催されるパッシブハウス見学会に参加して、持続可能な未来について考えてみてください。地元岡山の現場もお見逃し無く!


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