岡山大学が実施したSDGsアンバサダー研修
2025年11月8日、岡山大学はSDGsアンバサダーによる蒜山研修プログラムを行いました。この研修は、地域資源を活用した持続可能な観光やライフスタイルについての理解を深めることを目的にしています。参加した14名の学生は、移動中に研修の目的について意見交換を行い、初めに「ひるぜんジャージーランド」に向かいました。
ひるぜんジャージーランドでの体験
この施設では、SDGsに関連する真庭市の取り組みを知る機会がありました。特に木材を利用したバイオマス発電や、地元の牛乳を使ったヨーグルトやプリンなど、地産地消の重要性について学びました。昼食には、ジャージー牛のハンバーグと新鮮なヨーグルトが振る舞われ、地域の食文化を満喫し、その背景にある持続可能な取り組みについても考える時間が持たれました。
ハーブ製作体験での学び
次の訪問先は「蒜山ハーブガーデンハービル」。ここでは、ハーブを使った製作体験を通じて地域資源を活かした観光業の重要性について学びました。その場で観光客に魅力的な体験を提供することが、地域経済の活性化につながることを皆が実感しました。
建築視点からのSDGs理解
その後は真庭市蒜山ミュージアムに移動し、隈研吾氏が設計したパビリオンを見学。ここではCLT工法に関する知識を深め、環境負荷が少ない持続可能な建材としての価値を学ぶことができました。この経験もまた、SDGsの視点から建築についての理解を促進しています。
研修を終えての学生の感想
研修の最後に、参加学生からは以下のような感想が寄せられました。
- - 「普段は訪れられない蒜山で自然に触れ、新鮮な空気を感じ、心がリフレッシュしました。」
- - 「地域の素材を使ったアートを通じてSDGsの重要性を実感しました。冬にはスキーも楽しめる蒜山を再訪したいです。」
このように、研修を通じて学生同士の交流も深まり、真庭市の先進的なSDGsへの取り組みを直接感じることができた貴重な機会となりました。今後も、岡山大学とSDGsアンバサダーの活動に期待が寄せられています。
辿り着いた学びを振り返る
この研修は、単なる学びの場にとどまらず、地域社会と持続可能な開発の関係を深く掘り下げる機会となりました。岡山大学としても、地域と共に行動し、持続可能な未来へ向けての取り組みを続けていく意義が再確認されたプログラムだったと言えるでしょう。これからも、岡山大学のSDGs関連の活動から目が離せません。