ブルーシートリサイクル
2025-08-25 17:53:19

ライフデザイン・カバヤ、ブルーシートのリサイクルで環境保護に貢献する取り組みについて

ライフデザイン・カバヤのブルーシートリサイクルの取り組み



岡山県岡山市に本社を構えるライフデザイン・カバヤ株式会社は、住宅建築現場でのブルーシートのリサイクルに新たな取り組みを行っています。このたび、国産ブルーシートの製造を行う萩原工業株式会社との協力により、ブルーシートの水平リサイクルを実現する「Re VALUE+」スキームを導入しました。

ブルーシートのリサイクル背景



これまで、建築現場で使用されたブルーシートは、ほとんどの場合、一度使用された後は廃棄されていました。この状況を打破するため、カバヤは2022年から持続可能な社会の実現に向けたリサイクルに着手し、使用済みのブルーシートを再生することを目指しました。このプロジェクトでは、再生材の使用率を当初の約10%から現在では25%に引き上げることに成功しています。

新たな洗浄装置の導入



2025年6月には、岡山県赤磐市に新しい使用済みブルーシートの洗浄装置が設置・稼働します。この装置は、使用済みシートから不純物を取り除くことを目的としており、洗浄・脱水のプロセスを経て、高品質の再生ペレットを生産します。これにより、ブルーシートの再生効率も向上する見込みです。

環境への配慮



このリサイクルプロジェクトでは、2024年には約30トンの使用済みブルーシートの回収が予定されており、萩原工業に提供されることになります。この回収された再生材は、「ターピー リバリュープラスシート#2500」として、環境配慮型のエコマークを取得した製品として建築現場で活用されます。カバヤは、これにより温暖化ガスの排出量削減や廃棄物処理による環境への負荷軽減を図ります。

合作による新たなリサイクルモデル



新しい洗浄装置は、使用済みブルーシートの粉砕から始まり、プラスチックと砂の分離、さらに水でのすすぎや水切り、圧縮脱水といった工程を経て、質の高い再生ペレットを作り出します。洗浄に使用される大量の水はリサイクル装置を通じて濾過され、再利用される仕組みが構築されています。

最後に



ライフデザイン・カバヤ株式会社と萩原工業株式会社の協力によって実現するブルーシートの水平リサイクルは、建築業界における持続可能な取り組みの一環です。このような取組を通じて、より良い環境を次世代に残すための努力を続けていきます。今後も地域社会や環境保護のために尽力し続ける姿勢が求められています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

関連リンク

サードペディア百科事典: ライフデザイン・カバヤ リサイクル ブルーシート

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。