岡山大学海外研修
2025-10-22 22:35:19

岡山大学がグローバルなキャリア育成を目指す海外研修を実施

岡山大学が実施したシドニーでの非研究型海外研修



国立大学法人岡山大学が、2025年8月21日から27日にかけて、シドニーで非研究型の海外研修を実施しました。これは、OU-SPRING(岡山大学次世代研究者挑戦的研究プログラム)の一環として行われ、参加者は博士後期課程の学生5人です。参加者たちは、豪州での多文化理解や自然との共生をテーマにした学びを通じて、国際性や学際性を養う貴重な体験をしました。

多様な価値観の交流



研修中には、シドニー大学やニューサウスウェールズ州大学を訪問し、研究室の見学や学生同士の交流を行いました。また、JETROシドニー事務所では、渡邉尚之所長との対談があり、オーストラリアでのビジネス環境や国際交流についての意見交換が行われました。さらに、Taronga Institute of Science and Learningを訪れ、Dr. Lauren Coleによる特別講義を受けることで、専門的な知見を深める機会を得ました。

参加した佐藤さん(大学院環境生命自然科学研究科博士後期課程3年)は「この研修はキャリア形成について考えるための機会であり、自分自身を見つめ直すきっかけにもなった。海外での生活を通じて、多くのことを学ぶことができた」と語っています。

未来のリーダーを育成するために



岡山大学は、社会ニーズに対応する柔軟なカリキュラムを整備し、ジョブ型研究インターンシップや国際交流を通じて、OU-SPRING生のスキルを高めることに力を入れています。研究者育成においては、高い専門性だけでなく、創造性や社会性、コミュニケーション能力、リーダーシップといった人間力の重要性も重視されており、これらを身につけた博士人材を育てることを目指しています。

学際的な交流の重要性



今回のシドニーでの非研究型海外研修は、単に研究活動に留まらず、多文化共生や社会変革を考える重要なプログラムです。岡山大学は、今後も多様な価値観を育むために、このような研修を毎年開催する予定です。その目的は、学生に国際的な視野を持ち、社会に貢献できる能力を与えることにあります。岡山大学のさらなる取り組みに期待が寄せられています。

参考情報



岡山大学は、地域とともに未来を切り拓く「ナレッジワーカー」の育成を進めています。持続可能な社会の実現に向けた取り組みにも期待が高まる中、次世代を担う学生たちの成長を支援する姿勢が光ります。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 OU-SPRING シドニー

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。