岡山大の留学促進
2025-06-03 22:45:22

岡山大学がマレーシアに日本留学情報センターを開設した意義とは

岡山大学、マレーシアに留学情報センターを開設



2025年5月16日、岡山大学がマレーシアに新たに留学情報センターを設置し、開所式を盛大に行いました。今回の開設は「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業」の一環であり、岡山大学は国際的な教育の窓口としての役割を果たすことが期待されています。

開所式の盛況な様子



式典には、岡山大学の那須保友学長をはじめ、鈴木孝義副学長や一瀬勇規農学部長など、約100名が出席しました。また、在マレーシア日本国大使館からは四方敬之大使も参加し、この取り組みが日本とマレーシアの大学間の連携を深めることへの期待を述べました。UPM側からは、Ahmad Farhan Mohd Sadullah副学長なども参列し、今後の協力関係の強化について語りました。

日本とマレーシアの懸け橋



四方大使の祝辞では、岡山大学とマレーシアの間の交流が、両国の教育や研究の分野での深化に寄与することが期待されています。また、UPMのAhmad副学長も、両国の教育システムをつなぐ架け橋としてこのプロジェクトの重要性を強調しました。さらに、長年にわたる岡山大学との交流を持つFoo Hooi Ling教授が、両大学間の研究交流の歴史について講演を行い、参加者の関心を引きました。

日本留学セミナーの実施



式典の前段階では、マレーシア事務所の開所を記念した日本留学セミナーも開催されました。このセミナーには、マレーシアのUPMの学生およそ90名が参加し、日本での留学に関心を寄せる学生たちに対し、各大学の特色や学びの機会について詳細な説明が行われました。一瀬農学部長が主導するこのセミナーでは、各大学の代表者が自校のアピールポイントを紹介し、実際の留学経験を持つ卒業生が体験談を交えて話をしました。

情報提供と交流の場



また、杉山幸子コーディネーターをはじめ、国際交流基金のスタッフからも日本留学に関する様々な情報提供が行われ、学生たちは関心を持って耳を傾けていました。さらには、登壇者と参加学生が直接交流できる場も設けられ、日本留学への強い関心が寄せられました。これにより、参加者たちは日本での学びの魅力を感じ取り、実際の留学へ向けた一歩を踏み出す機会を得たようです。

今後の展望と方針



岡山大学は、今後もマレーシア事務所を拠点に、現地の大学や関連機関、同窓会組織と連携しながら日本留学を志す学生たちをサポートする活動を展開していく方針です。この新たな取り組みは、国際的な教育交流を促進するだけでなく、地元の教育機関との強い結び付きを形成することにも寄与するでしょう。

岡山大学は引き続き、地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たし、国際的な舞台でも存在感を示していくことが期待されています。マレーシアでの留学促進に関する新たな展望に、今後も注目です。


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