山陽技研が新たに導入した「なかよし応援制度」
岡山県に本社を構える山陽技研株式会社が、社員のコミュニケーションを促進するための新しい社内制度、「なかよし応援制度」を導入しました。この制度は、企業文化を育む上で重要な社員同士のつながりを深めることを目的としています。この取り組みは、社員の働きやすさや働き甲斐を向上させることにつながると期待されています。
導入の背景
建設業界は、業務の特性から現場勤務者と社内勤務者の接点が少なく、社員同士の交流が難しいという課題があります。山陽技研では、社員同士が仲良く共に苦労を分かち合い、喜びを共有できる関係が健康な企業の発展につながると考え、この制度の導入を決定しました。
なかよし応援制度の概要
「なかよし応援制度」は、社員が自由に行事を計画し、それに対して会社から補助金が支給される仕組みです。具体的な内容は以下の通りです:
- - 利用対象:2名以上の社員で、部署を問わず利用可能
- - 行事内容:食事、スポーツ観戦、カフェ、ゴルフなど、健全な内容であれば自由に企画可能
- - 補助金:1人1万円(年2回まで)
- 申請書の提出のみで、領収書の提出は不要
- 行事後には写真を添えて報告することが求められます。
利用状況と社員の声
導入開始から約56%の社員が「なかよし応援制度」を利用しており、具体的には飲食やスポーツ観戦、ゴルフ、さらにはテーマパークなど多岐にわたる活動が行われています。利用した社員からは、「補助があると誘いやすい」「普段とは違う私服での交流が新鮮」「仕事終わりに気軽に食事ができる」などの好評の声が寄せられています。
具体的な活動の一例として、社員同士で行った食事会やツアー、マラソン応援などがあり、これにより社内の雰囲気も和やかになっているとのこと。
実際の活動例
- - 焼き鳥屋での食事会:疲れた日々を癒すために社員間での共催。
- - 香川うどんツアー:大人数でうどん屋を数軒巡り、満腹感を味わいます。
- - 岡山マラソン応援:楽しいランチの後、同僚と応援に行きます。
- - 山の会での山歩き:秋の清々しい季節に心身のリフレッシュ。
- - 終業後の食事会:仕事終わりの楽しい団欒。
- - サッカー現地観戦:共にビールを飲みながら応援。
- - GWに社員でのゴルフラウンド:晴れた日を利用して盛りだくさんの活動。
制度の効果
この制度によって期待される効果は多岐にわたります。具体的には、部署を越えての自然なコミュニケーションの発生、現場スタッフと社内スタッフの距離の縮小、業務外での交流による相互理解の深化、仕事における連携の向上などです。社員からは「普段とは違う一面を見ることができて打ち解けやすい」という声も聞かれ、制度のメリットが多くの社員に実感されているようです。
未来への展望
山陽技研の代表取締役、井上沙緒氏は、「この制度を通じて、社員同士の距離をさらに縮め、より良いチームワークを築いていきたい」と語っています。今後も「なかよし応援制度」の促進を図り、良好な人間関係が仕事のクオリティ向上や企業の未来に貢献できる環境を整えていく予定です。1万円の補助金が、社員同士の絆をさらに深め、働きやすい職場文化の確立に寄与することを期待しています。
会社概要
- - 会社名:山陽技研株式会社
- - 所在地:岡山市北区青江4丁目8番1号
- - 創立:昭和43年6月18日
- - 社員数:60名(令和7年12月現在)
お問い合わせ先
- - 総務部:長樂
- - TEL:086-231-0248