岡山大学の研修
2026-08-13 12:07:36

岡山大学が開催した大学トップマネジメント研修、未来の教育を見据える取り組み

岡山大学が示す未来の教育体系とその挑戦



2026年8月13日、岡山大学で行われた「第10回大学トップマネジメント研修エクステンション」では、全国の大学関係者が集まり、大学経営についての知見を深める場となりました。主催はTUMの会という団体で、様々な大学の理事や副学長、内閣府の関係者など、約60人が参加しました。

研修の主な特徴と内容



初日のセッションは、岡山大学の鹿田キャンパスのJunko Fukutake Hallで展開され、来賓の挨拶から始まりました。大竹会長の趣旨説明に続いて、内閣府の上山本府参与からの挨拶が行われ、那須学長が「研究大学に向けた大学法人経営改革」というテーマで基調講演を実施しました。那須学長は、研究力の強化やイノベーション創出に向けた自校の取り組みを紹介し、特に教員中心からの脱却を強調しました。

講演の中では、高度専門職の育成や強化を目指す「高等先鋭研究院システム」の設置などが言及され、岡山大学がどのように革新を進めているのかが論じられました。この取り組みは、例えば、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)を通じた研究基盤の構築に寄与する形で進められています。

さらに、医療改革についての講演も実施され、岡山大学病院の前田嘉信理事が「岡山大学病院の経営改革」と題してお話をされました。その後のディスカッションでは、地域における医療の実情と課題に関して深い意見が交わされ、参加者たちがリアルな現場の声を聞く貴重な機会となりました。

最先端医療技術の実体験



初日の締めくくりには、岡山大学病院の先進的な医療技術を視察しました。具体的には、総合周産期母子医療センターやIVRセンターの見学が行われました。特にIVR-CT室では、放射線科医から凍結療法についての講義を受け、最新の医療技術に関する理解を深めることができました。実際に技術を目の当たりにすることで、参加者は医療の進化を実感しました。

次の日の取り組み



2日目も津島キャンパスの共創イノベーションラボで行われ、阿部匡伸理事が「木材・林業・木造建築に関する教育・研究拠点構想」について講演しました。この講演では、木材を用いた持続可能な建物の研究と実践に向けた新たな取り組みが紹介され、参加者たちからの意見交換も活発に行われました。特に、地域資源を活用した研究を通して、教育と地域産業との連携の重要性が再確認された瞬間でもありました。

また、最終的には共育共創コモンズに移動して、新たな教育研究の拠点となる木質建築の説明を受けるセッションが開催されました。ここでは、岡山県が持つ木材の生産力を背景にした大学の役割が強調され、社会に向けた貢献についても考える貴重な機会となりました。

今後の展望



この研修を通じて、岡山大学は地域とともに未来を共創する研究大学を目指しています。特に、技術職員の高度化や共用化といった、教育と研究のシナジーを生む活動を推進していく姿勢が伺えます。

岡山大学の挑戦は、地域の活性化だけでなく、全国における大学改革の手本ともなることでしょう。その先進的な取り組みには、今後も目が離せません。地域密着型の研究大学として、社会課題に挑戦し、持続可能な未来を共に創造する姿勢に期待が寄せられます。


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