カリフォルニア州議員団が岡山大学を訪問し交流促進

岡山大学にカリフォルニア州議員団が訪問

2025年9月22日、国立大学法人岡山大学にカリフォルニア州下院議員団が訪れ、意見交換会が開催されました。団長のAsh Kalra氏をはじめとする一行は、岡山大学の鈴木孝義副学長や岡安光博副学長とともに、教育や国際交流について熱心に議論を交わしました。

意見交換会の内容

訪問団はまず、本学が唯一の受け入れ校となっている米国国務省の「重要言語奨学金（CLS）プログラム」について学びました。鈴木副学長はこのプログラムの意義や取り組みを紹介し続いて、大林純子准教授が岡山大学の短期留学プログラム「EPOKプログラム」を詳しく説明しました。特にこのプログラムは1999年から始まっており、特にアメリカなどカリフォルニア州の大学との交流が活発に行われています。

意見交換会では、議員の一人が「母校であるカリフォルニア州立大学イーストベイ校との長い友好関係に感銘を受けた」と述べたほか、「短期間の留学でもその後の人生に大きな影響を与え得ることから、交流プログラムは重要だ」との意見が共有され、双方の交流の意義を再確認しました。

キャンパスツアー

意見交換の後、一行は岡山大学のキャンパスツアーに参加しました。ハルミルザエヴァ・サイダ准教授や大林准教授の案内で、岡山大学の図書館や共創イノベーションラボ（KIBINOVE）を見学しました。また、大学生協にも立ち寄り、オリジナルグッズを購入するなど、訪問は和やかな雰囲気の中で行われました。

今後の展望

今回の訪問を契機に、岡山大学とカリフォルニア州の大学との交流は一層進展することが期待されます。岡山大学は地域中核・特色ある研究大学として、国際的な連携や教育の充実を図っていく方針です。留学プログラムや研究交流を通じて、さらなる国際化が促進されるでしょう。地域社会との相互依存を深め、持続可能な未来の構築に向けた取り組みに引き続き期待が寄せられます。

このような国際的な交流は、岡山大学にとっても大変意義があり、地域社会全体への影響も大きいと思われます。今後も、岡山大学の活動に注目していきたいと思います。