岡山大とベトナムの関係
2025-12-20 22:31:25

岡山大学がベトナムの学術交流の新たな一歩を踏み出す

岡山大学がベトナムの学術交流の新たな一歩を踏み出す



2025年11月28日、岡山大学がベトナム・ハイフォン医科薬科大学と行った名誉教授の授与式が、国際的な学術交流における新たな一歩となりました。本記事では、これまでの交流の経緯や、今後の展望について詳述します。

名誉教授の称号授与の背景


岡山大学は、2010年にハイフォン医科薬科大学との間で部局間協定を結び、その後2015年に大学間協定に昇格しました。この協定の下、両大学は学生及び教職員の交流を継続的に行っており、今回の名誉教授授与式は、この長年の関係の成果です。

授与を受けたのは、学術研究院医歯薬学域の増山寿教授と中村圭一郎准教授。彼らの学問的貢献が高く評価され、名誉教授の称号を授与されるに至った経緯には、国際間の学術協力の重要性が反映されています。

国費外国人留学生の受け入れ


岡山大学は文部科学省の「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」に採択され、過去6年間で合計24人の国費留学生を受け入れています。2024年8月には、ハイフォン医科薬科大学からの学生もそのプログラムの一環で岡山大学に訪問し、交流を深めました。これにより、学術的な断絶を防ぎ、国際的な視野を持った研究者を育成する基盤が固まっています。

さらに、増山教授と中村准教授は、国内外の学生に対して質の高い教育を提供し、特にハイフォン大学から派遣された学生にも厳格な指導を行っています。これにより、彼らは優れた成果を挙げ、学位を取得されています。

交流の成果と今後の展望


名誉教授授与式が行われた日には、増山教授がハイフォン医科薬科大学でスピーチを行い、交流の重要性や今後の研究に向けた意気込みを表明しました。このような交流を通じて、両大学の関係はより一層深まることでしょう。

特に、増山教授の指導を受けた大学院生の中には、すでに博士号を取得し、国際的な学術誌への多くの論文発表を果たしている学生もおり、これは岡山大学とハイフォン医科薬科大学の根強い協力関係の一つの証です。今後もさらなる交流プログラムの実施が期待されています。

まとめ


岡山大学は、地域中核の研究機関として、世界中の大学と連携しつつ、持続可能性や国際化を目指した教育・研究に取り組んでいます。ハイフォン医科薬科大学との関係は、その一例であり、今後も学術的な交流を通じて地域社会への貢献を果たしていくことが期待されます。

これからの岡山大学の活動にご期待ください。


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