2026年8月29日、岡山市の岡山大学津島キャンパスで国際フォーラム「プラネタリーヘルスと教育の未来」が開催されました。主催は国立大学法人岡山大学と日本ESD学会で、このフォーラムには国内外から183名が集まり、持続可能な教育(ESD)と地球環境の健康について議論が行われました。
フォーラムの背景と目的
本フォーラムでは、教育と持続可能な社会の結びつきを考え、人間の健康と地球環境の健全性を一体で捉える「プラネタリーヘルス」の重要性が強調されました。このテーマは、世界中で注目されており、ますます重要な課題として浮上しています。岡山大学は地域中核・特色ある研究大学として、こうした国際的な課題に対し、地域社会と連携して取り組む姿勢を示しました。
講演者の紹介と内容
フォーラムでは、日本ESD学会会長の市瀬智紀氏(宮城教育大学教授)を司会に、インド・環境教育センターの所長、カティケヤ・V・サラバイ氏と岡山大学の那須保友学長が登壇しました。
サラバイ氏は、ESDの重要性と持続可能な未来に向けた教育の役割について講演しました。特に、持続可能で公正な社会を実現するためには、誰もが参加できる形での実践的な学びが必要であると強調しました。
那須学長は、プラネタリーヘルスの重要性や、岡山大学が地域協働型ESDを通じてどのように持続可能性を実践しているかについて詳しく説明しました。
参加者とのディスカッション
プレゼンテーション後には、質疑応答の時間が設けられ、参加者からの質問に対して活発な意見交換が行われました。ESDと地域に伝わる知識(Indigenous Knowledge)の関連性や、社会変化に応じたESDの継続的な更新が求められること、さらに国や地域を超えた連携の必要性について意見が交わされました。このような活発なコミュニケーションは、参加者全体にとって非常に有意義な時間となりました。
今後の展望
岡山大学は、フォーラムでの議論を基に、さらなるESDの実践と地域連携を進めることが期待されています。地域社会と共に持続可能な未来を創り出すため、岡山大学の取り組みがどのように発展していくのか、注目が集まります。私たちは、教育の未来を切り開くこのような活動を通じて、岡山大学から広がる変革に期待を寄せています。地域と地球の未来を共に考え、行動に移すことが求められている今、岡山大学が果たす役割はますます重要になってきます。
学校や研究者、地域住民が共に参加するこれからのESDの取り組みに、大いに関心を寄せていきたいと思います。岡山大学は、持続可能な開発目標を推進するリーダーとなるでしょう。